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RECRUITING 2026

エンジニア職|ハードウェア開発設計

技術力向上の手応えを感じながら、
エンジニアリングを追求。

K.K

2021年入社/第四開発部/八王子技術センター

INTERVIEW

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カシオに入社したきっかけ

チャンスが得られる環境で、キャリアを築きたい。

私は技術者として生きていく上で自己成長を重視しており、就職活動ではキャリア形成を考えながら「社会のために何ができるのか」という視点を軸にしていました。大学での専攻は、電子回路技術と組み込みソフトウェアが中心です。ソフトウェアの知識を活かせるSIerやITコンサル企業への応募を検討しながら業界研究を進める中で、ソフトウェアの開発が盛んな時代になりつつあっても、ハードウェアの重要性は依然として高いと感じました。そして、徐々に元々興味を持っていた電気系のエンジニアとして活躍したいと思うようになりました。

カシオを志望した最も大きな理由は、若手社員も大きな裁量を持てるチャンスがあることです。どんどん成長できる環境だと思いましたし、選考の過程で感じた雰囲気の良さも魅力的でした。また、B to C事業だけでなくB to B事業を行っていることも志望理由の1つです。多種多様な製品ラインナップを有するカシオの技術者として着実に成長し、「多くのユーザーに価値を届けたい」と考え、入社に至りました。入社後は業務用プロジェクターに組み込まれる回路を中心としたハードウェア開発に取り組み、入社3年目からは業務用ハンディターミナルの回路担当として製品評価や生産立ち上げ業務などを担当しています。

これまで、そしてこれからの仕事

モノづくりの現場で、成長を実感する日々。

入社後、最初に担当したプロジェクターは小型で持ち運びでき、バッテリー駆動も可能なタイプの新商品“FORESIGHT VIEW”でした。大きさはA5サイズ、重量は1kgと持ち運びしやすい点がポイントです。入社当初、ほとんど知識も経験もない新人の私が回路設計に取り組む際には、教育担当の先輩にはどれほどの時間を割いていただいたかわからないほど、つきっきりでハードウェア開発の基礎を教えていただきました。その教えを胸に開発に取り組み、最終的に製品が完成した際には「やってよかった」と大きな達成感を覚えました。また、ハンディターミナルの開発では生産立ち上げや製品の評価を担い、不良率の低減などの量産の際に必要な考え方を身につけるとともに、安全性の向上をはじめとしたユーザー目線での製造を考えられるようになりました。その他、ハンディターミナルは当社の中でもハイエンドなプロセッサを搭載する製品で、最先端の技術に触れられたことも魅力の1つです。

現在は、後輩の教育担当を担っています。後輩が成長できるように、私が先輩から教えていただいたことを思い出しながら日々実践しています。後輩から質問を受けた際に、正確にわかりやすく回答するために改めて勉強し直すこともあり、いい刺激になっていますね。学び合える環境に身を置いていると実感します。

CHALLENGE

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カシオでの挑戦

行動力を身につけ、未来を見据えたエンジニアに。

これまでの経験の中でも特に印象に残っているのは、入社2年目にプロジェクターのPoC活動(Proof of Concept:概念実証。新たな技術やアイデアの実現可能性を検証すること。)の一環で、展示デモの基板製作を行ったことです。それまでは指示を受けながら業務を進める機会が多く、自ら考えて開発に取り組むことは私にとって大きな挑戦でした。展示会の日程は決まっているため、スケジュールは厳守です。機構開発設計担当者などの関係者と調整を重ねながら、日程を意識して開発を進める苦労を実感しました。しかし、急ごしらえで失敗しては元も子もありません。丁寧にチェックしながら、さまざまなリスクを想定して基板を設計することで技術的な対応力を身につけられたと思います。周囲とのコミュニケーションも同様で、技術的な知識不足で立ち止まったときには自ら調べつつ、早い段階で周囲に相談していました。ソフトウェアや機構設計、企画などさまざまな部署の担当者と積極的にコミュニケーションを取る習慣がつき、現在の業務にもしっかりと活かせています。

入社時から比較して知識量や考え方は格段に増え、技術的な視野も広がったと思います。私は子どもの頃からモノづくりが好きでした。これからも幅広い製品に携わりながら開発経験を十分に積み、新たな技術を身につけながら未来を見据えて行動できるエンジニアとして活躍できればと思います。

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