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RECRUITING 2024

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RECRUITING 2024

エンジニア職|ソフトウェア開発設計

技術とユーザー目線を磨き、
魅力的なモノづくりを。

S.Y

2011年入社/SW技術開発部/羽村技術センター

INTERVIEW

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カシオに入社したきっかけ

ユーザーファーストのモノづくりに惹かれて。

学生時代からモノづくりへの興味が強く、大学では機械系を中心に学び、大学院では当時最も面白そうだと感じたロボット系の研究室に所属しました。就職活動ではモノづくりに携わることを希望して、メーカーを中心に就職先を探していました。カシオは長く親しまれている“G-SHOCK”をはじめ、他社とは異なる視点で製品開発に取り組む姿勢が魅力的でした。時計・電卓・電子辞書など、生活の中で多くのユーザーに使われる製品の開発に携わりながら「ユーザーファーストのモノづくりに取り組みたい」と考え、カシオを志望しました。

入社後は機構設計での職種別採用を経て研究開発部門に配属され、 半年間は機構設計を、その後は開発過程のさまざまな製品における組み込みソフトウェアの開発を担当しました。ユーザー目線のモノづくりに関わりたい、という就職活動の際に抱いていた希望が叶っているだけでなく、幅広く自分の知見を広げられていることを考えると、カシオを選んで正解だったなと改めて感じます。

これまで、そしてこれからの仕事

横断的な開発経験を活かし、効果的な開発を実現する。

転機は、入社6年目からの約3年間取り組んだ新規事業創出のための社内プロジェクトです。研究開発部門で行われた新製品提案会で企画案が通り、リーダーとして5名ほどのメンバーと製品の開発に取り組みました。最終的に製品化には至らなかったものの、当時の先端技術に触れながら最新の研究を学ぶ貴重な機会を得ることができました。 その後に参加した“Runmetrix”の開発では、モーションセンサの組み込みソフトウェア、それと連動する“G-SHOCK”の組み込みソフトウェア、そしてそれらと連動するスマホアプリの通信制御ソフトウェアに携わりました。ハードウェアとソフトウェアが連動する製品で、横断的に開発に関わることで、エンジニアとして知見を深められたと感じます。また、自身が開発に携わった製品のリリースをここで初めて経験できました。
現在は、新規事業領域での製品量産に向け、10名以上が参加する組み込みソフトウェアの開発チームでリーダーとして開発を推進中です。センサなどのソフトウェア関連知識、レビューのルール、チーム内のコミュニケーションなど、これまでの経験を活かせている点にやりがいを感じます。今後の目標は、組み込みソフトウェアにおけるアジャイル開発の実現です。アプリでのアジャイル開発の要素を参考に、2週間ごとに計画を改善する開発フローの導入などを通じて、効率的かつ効果的な開発を推進したいと考えています。

CHALLENGE

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カシオでの挑戦

同じ方向を見据えて、共に開発を進められる心強さ。

これまで複数の開発プロジェクトを通して、新たなルールを策定して開発を推進する経験を積んできました。特に、短期間で取り組んだ“Runmetrix”の開発は今に活きています。量産品質を担保するために協力企業の力を借りて開発を進める中で、設計・生産・テストに関わる各種ルールを策定し、都度ゴールを共有しながら同じ方向を見て製造する方法を学びました。また、不具合を出さないことは前提として、製品の アップデートをしやすいようにソフトウェアの仕様を簡易化しました。ユーザーニーズはたえず変化するため、機能を改善・追加しやすい仕様とすることで、長い間ユーザーが心地よく利用できる製品に近づけることができます。

品質の担保とユーザー視点を両立したモノづくりを実践する際に活きるカシオの強みは、ボトムアップの意見が通りやすいことです。また、「スピーディに製品を開発するために新たな仕組みを導入しよう」という方針が定まると、組織全体でその実現に向けて行動できる社風があります。私自身もこれまでの開発経験で得られた知見を活かして新たなアイデアを出し、事業の軸となる新たな製品の開発に挑みたいと考えています。

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