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RECRUITING 2024

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RECRUITING 2024

経営スタッフ職|資材購買

営業・開発・生産の中心で、
カシオの未来を築く。

T.N

2019年入社/資材部/羽村技術センター

INTERVIEW

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カシオに入社したきっかけ

カシオの開発姿勢に深く共感し、自ら現場に立つ。

就職活動は、B to Cの企業を志望していました。その理由は、製品やサービスの提供を通じてユーザーにポジティブな価値を届けたいと考えていたからです。そのためには「どんな人が使っているのか?」「どんな反応をもらえるのか?」を、ユーザーに近い距離で知りたいと思っていました。実は、私もカシオの“G-SHOCK”や電子辞書を10年以上使っていまして。長く使える製品を届けようとする“ユーザー思い”の姿勢に深く共感したこともあり、カシオへのエントリーを決めました。

入社後は、資材部へ配属されました。開発現場に近いポジションで長く使える製品づくりに携わりたいと思っていたので、素直に嬉しかったですね。それに、Webサイトの部署紹介で「資材部は“義理と人情”の世界」という先輩社員の声を読んで、気になっていました。実際に、取引先と毎日コミュニケーションをとる中では「パートナーとして、対等な立場でビジネスを展開する」意識を持ち、業務を行っています。取引先との長期的な関係を構築することが重要で、お互いに協力して対応する機会がしばしばあるため、“取引先や社内の納得感”を大切にして仕事を進めていく必要性も学びました。部署紹介で掲載されていた先輩の声は本当だなと、心から思いますね。

これまで、そしてこれからの仕事

“歯車感”の少ない環境で、積極的に自身の価値を発揮。

入社以来、楽器に使う木工部品の調達時における原価低減・安定調達・開発購買を担っています。具体的には、納期通りの部品調達やコスト調整が主なミッションです。これまでに印象深かった仕事の一つは、入社2年目に上長・先輩にサポートをいただきながら取り組んだ、担当部品調達戦略の作成です。その際には、楽器の事業戦略やラインナップを考えるチーフプロデューサーに楽器事業の将来像についてのインタビューを実施。インタビューの内容をもとに、今後必要となる調達環境を定義し、現状の課題を抽出して解決策となる調達方法を立案しました。また、約1年間にわたり毎月生産本部の執行役員から戦略の立案方法をご指導いただき、経営視点も学びました。このように、経営層や経験ある先輩社員との距離が近いこともカシオの良い点だと思います。

現在は、ラベルプリンターやプロジェクターなどの成形部品の調達にも携わっています。経験を重ねる中では、新機種の立ち上げ時の発注戦略・コストダウン施策の提案および実行、デザインや開発部門と連携した新製品企画前の要素技術の検討、諸外国でのサプライチェーン調査など、自発的に動きながら仕事の幅を広げられています。事業計画や決算発表の中には、製造に携わったピアノの売上や楽器事業のコスト削減に関わる私のレビューが反映されていました。自分の知見や発想をプラスアルファとして活かせ、自分次第で何でもできる環境は魅力的ですね。

CHALLENGE

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カシオでの挑戦

蓄積された知見を活かし、ステークホルダーに好影響を。

最も挑戦した経験としては、コスト競争力の高い取引先のメーカーに、品質や技術力の向上活動を実施して高難易度の部品を発注できるようにしたことでしょうか。発注規模や当社が要求する品質を提示した上で、当社の製造現場における技術やノウハウをお伝えしながら、一緒に工程を作り込み、技術力の向上を目指しました。そのほか、新型コロナウイルスが流行した際には、海外拠点を置く取引先の製造現場に訪問できない状況下で、オンラインを活用したコミュニケーションにも注力。取引先と当社の双方がWin-winとなる着地点を、対面での交渉が難しい中で模索しました。これらの活動では、資材・設計・品質保証業務を担当する先輩方に相談して製造現場の情報を収集したり、関連する社内他部署の視点も意識しながら効率的な推進計画を立案するなど、たくさんの経験や知識を持つ先輩方には、ご自身の知見を惜しげもなく教えていただき感謝しています。結果的に、新機種の立ち上げ時に高難度の部品を発注でき、大きなコスト削減も実現できました。

今後は、担当者として現在の仕事でさらに実績を積み重ねた上で、ゆくゆくはマネジメントスキルを身につけ、カシオの変革を加速できる存在を目指します。資材部は開発と生産の間をつなぐ部門で、同じフロアには営業側に近い生産管理の社員もおり、日々連携して業務を行っています。まさに営業・開発・生産といった各部門の中心にいる立場なので、各部門に良い影響を与えられるようになりたいです。

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