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RECRUITING 2024

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RECRUITING 2024

エンジニア職|ソフトウェア開発設計

入社後2カ月で開発業務に。
このスピードが成長を促す。

N.K

2019年入社/第三開発部/八王子技術センター

INTERVIEW

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カシオに入社したきっかけ

自分の生活の中にある便利な何かをつくる。

「まだ世界にないモノをつくりだす。それは生活の中で役に立てる便利なモノ」。エンジニア職を目指す人なら、このような夢を一度は思い浮かべるのではないでしょうか。私が大学院で研究していたのは英語の発音を口の開け方から学習していく発音訓練システムの開発。そこから学習機器の開発に興味を持ち、たどり着いたのは辞書など私の部屋にずっとあった便利なモノをつくっているカシオでした。

B to BよりもB to C。部品メーカーよりもコンシューマ製品。他社にはない技術・製品をもっている企業。そして“G-SHOCK”のように多くのユーザーの記憶に残るモノを生み出している企業。自分にとってカシオはまさに理想の環境でしたが、入社後にこの開発力を支えている一つの要因がスピード感であることを実感しました。このスピードとはエンジニアの成長速度も同様で、私は入社後わずか2カ月で実際の製品の開発に携わることになりました。自分でも驚くほどの早さでしたが、これもカシオらしさなのかもしれません。

これまで、そしてこれからの仕事

ユーザーの置かれた立場を想像し開発する。

入社後たった2カ月で携わった製品は、パソコンから簡単にラベル作成ができる“LABEL DESIGN MAKER”です。この製品のソフトウェア設計からスタートしました。現在、多くの企業ではWindowsOS、mac OSなどマルチOSが導入され、頻繁にバージョンアップが繰り返されています。この製品はユーザーのパソコンからアプリケーションを開くため、こまめなOS対応も重要な業務の一つ。UI変更も任されており、常に念頭に置いているのは「エンドユーザーが使いやすいことを意識して操作性能を変更する」という点です。そのためユーザーの声もヒアリングしていますが、留意したいのはユーザー全員がソフトやネットワークに詳しいわけではないこと。そして製品が使われている場所はオフィスだけでなく病院や工場など多岐に渡っていること。いかにわかりやすく、いかに便利に使っていただけるかを細かく想像しながら開発していきます。

この開発に加わって3,4カ月後には自分の関わった製品がリリースされました。一般的なメーカーでは自分の開発したものが実際に商品として世に出るまでに数年かかることもざらにあると思いますが、この早さがやはりカシオの魅力。実際に友人の会社で私が関わった製品が使われていると聞いたときは、ちょっと感動しましたね。

CHALLENGE

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カシオでの挑戦

エンジニア職は花形だが、成長意欲があってこそ。

2023年11月に発売した新機種「KL-LE900」では、2種類のテープで印刷する機能の追加として新たに【Lateco】テープでの8階調印刷と画像変換として8階調のディザパターンを追加するという大きな挑戦をしました。8階調ディザとは、色や濃淡を8つの階調に分けて表現する技術ですが、どのようなパターンなら綺麗にユーザーの目に見えるのかを、何パターンも試行錯誤しました。
出来上がりを比較しやすいよう同じ人間の画像で試し、開発グループのチームワークによって最終的には納得のいくパターンを作成することができました。

新機種や機能の追加をしてみて改めて実感したのが実装できたらそこでお終いではなく、機能仕様書に沿って設計しなければ、後から思わぬ修正作業が発生してしまうことです。理系の学生にとってエンジニア職は花形かもしれませんが、自分本位ではなくあくまでも主体は実際に使うユーザーで、ユーザー目線の利便性とわかりやすさが重要です。そのためにも学び続ける意欲を維持する必要があります。カシオはエンジニアの学ぶ・成長する気持ちをしっかりと支援してくれる会社。働き方についても新たな職種や品目にチャレンジして自分の経験や実力の幅をどんどん広げていける制度があります。
この環境を活かして、最終的には「誰もが見たことのない」モノづくりに挑戦したいですね。

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