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RECRUITING 2024

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RECRUITING 2024

エンジニア職|ソフトウェア開発設計

AIの研究開発を通じて、

新しい「事業の柱」を打ち立てたい。

M.K

2019年入社/AIアルゴリズム開発部/羽村技術センター

INTERVIEW

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カシオに入社したきっかけ

「創造 貢献」の企業理念と裁量の大きさに惹かれて。

大学時代には電気電子システム工学を専攻し、半導体関連の研究室に所属していました。就職活動では半導体関連の企業だけでなく、メーカーやIT企業を幅広く検討しました。特に重視していたのは会社の雰囲気と仕事の裁量の大きさでした。カシオに惹かれた理由は、「創造 貢献」という経営理念です。採用ページにも「0から1を創造する」というメッセージが打ち出されており、ワクワクする仕事ができそうだと直感しました。最終的な決め手は、小さい頃からカシオ製品のファンだったこと。例えば、初めて買った腕時計も秒針だけでなく1/20秒などの更に細かい時間まで針が動いて表現してくれるユニークなもので、そうした他とは一味違うアイデア商品をたくさん生み出しているところが大好きでした。

入社後配属されたAIアルゴリズム開発部は、新製品に載せるAIの要素技術を研究開発するチームです。近年はAIを搭載した製品が増えており、AI技術の需要は高まる一方です。私はハード系専攻だったので畑違いの部署でしたが、最先端の技術を追求できる環境に興味を持ち、あえて志望しました。

これまで、そしてこれからの仕事

1からAIを学び、G-SHOCKなどの開発を担当。

配属後の1年目は、先輩のサポートを受けつつ、AIの学習に没入しました。AIで用いられる数学を学び直すと同時に、ほとんど経験のなかったプログラミングを習得しました。初めてのことが多く大変でしたが、部署には社員同士が互いに専門領域を教え合う仕組みがありますし、先輩方が質問に対し丁寧に教えてくださいます。そのおかげで基礎がしっかり身につきました。

2年目は深層学習を用いた画像認識技術の応用検討に取り組み、最先端技術の習得と製品理解を進めていきました。深層学習に関する知識と実装能力が向上し、製品機能の一部に初めて携わったことで、仕事の成果を実感することができました。
3、4年目には、G-SHOCKに搭載されている行動解析技術に関するAI開発を担当し、腕時計をつけている人の歩行、ランニング、自転車といったアクティビティをセンサーとAIで認識・分析する仕組みを開発しました。
若手の頃から、業務に大きな裁量を持って取り組めるのはカシオならではの魅力だと思います。

そして現在は、新規事業につながる技術の調査および基盤技術開発などを行っています。「市場のどのようなニーズをAIで解決できるか」「AIを使ったこんなソリューションがあったらいいのではないか」という視点からアイデアを考え、企画提案とAI開発を同時に進めるという刺激的なミッションです。いずれ世の中にないソリューションを創造し、時計や計算機に並ぶカシオの柱となる事業を創出できたらと考えています。

CHALLENGE

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カシオでの挑戦

AIを活用したソリューションを創出し、新たな事業の柱へと育てたい。 

新規事業に向けた技術開発は、私にとって大きな挑戦だと感じています。カシオには“G-SHOCK”をはじめ、高いブランド力を持つ製品がいくつもありますが、今回のミッションは既存の製品群とは別のジャンルを切り拓くことです。まさに0から1を生み出すやりがいのある仕事であると同時に、前例がない中で成果を出す難しさもあります。事実、考えついた技術やソリューションは、「すでに他社製のものがある」「実現性が低い」など開発の着手に至らないことがほとんどです。

しかし、世の中の最新動向にアンテナを張り、さまざまな技術に触れることで自分のアイデアを膨らませられるのは、この仕事ならではの面白さです。これまでの経験や学んだことを活かし、試行錯誤をしながら開発に取り組むことで、その1つ1つが大きな成果に繋がり、将来的にはカシオを支える新規事業にがると信じています。この道のりは長く険しいかもしれませんが、自分のアイデアが形になり、それが社会に貢献する姿を想像するとエネルギーが湧いてきます。

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