logo

RECRUITING 2024

logo

RECRUITING 2024

エンジニア職|ソフトウェア開発設計

目指すのはカシオの
“関数電卓”のエキスパート。

Y.S

2019年入社/第二開発部/羽村技術センター

INTERVIEW

interview16_img01

カシオに入社したきっかけ

チャレンジの門戸が広い。

大学では物理を学び、素粒子論の基礎を大学4年の1年間研究しました。将来は、大学院へは進学をせず、就職することを考えていたので、大学3年生の段階から企業研究をスタートしました。モノづくりへの興味からカシオのインターンシップにも参加。社員と実際に会話をする時間もあり、雰囲気をつかむことができました。就職活動の軸として「エンジニアになる」「モノづくりをする」以外に、働き方や働く場所も検討しました。一般的にメーカーのエンジニアは、地方の生産工場に赴任するイメージがありますが、カシオの場合は主要な開発拠点が都内。長いスパンで働くという点から見た場合、この環境は魅力的でした。

カシオのエンジニア職ともなれば、高い英語力や大学院修了予定者が多いと想像するかもしれませんが、私のように学部卒の社員も少なくないです。 カシオは多くの製品を有し、どれも馴染みがあるものばかりです。私自身もユーザーの1人で、子供の頃に兄からプレゼントされて一番嬉しかったのが“BABYーG”でした。身近な場所にあるモノをつくるチャンスを、ぜひ掴みたいと考えました。

これまで、そしてこれからの仕事

専門用語が飛び交う関数電卓のソフトウェア設計に。

2019年の入社以来、ずっと関数電卓のソフトウェア設計を担当しています。カシオの関数電卓には一般の電卓と同じように手元において操作するスタンダードな電卓もあれば、パソコンでアプリケーションとして動作させる“ClassWiz Emulator”などいろいろな製品があります。私はそのどちらにも携わってきました。カシオは新入社員にも責任のある仕事を任せる会社です。私の場合、入社1年目から“ New ClassWiz”の開発グループに加わりました。任せてもらえるうれしさがある一方で、壁にもぶつかりました。

学生時代は物理学を学んできたため、高度なプログラミング知識は入社後に努力して身に付けるしかありませんでした。プログラミングの仕組みそのものの理解は難しくないのですが、自分に与えられた業務と直結する部分の知識が必要で、その見極め方に苦労しました。結果的にはUI改善の業務をはじめたことで、必要な知識を勉強しながら徐々に慣れていきました。カシオのエンジニア職に限らず、技術職や専門職に就くと専門用語の洗礼を浴びることになります。しかし答え合わせは必ず後でできるので、コツコツと学ぶ姿勢を持ち続けることが非常に大切だと思いました。

CHALLENGE

interview16_img03

カシオでの挑戦

さまざまな局面における挑戦を、心から楽しめる企業。

現在は、グラフ関数電卓のUI改善を担当しています。現行のUIを一新する中で仕様の検討を行い、その仕様をもとに設計し評価をもらい、バグを修正しリリースするという一連の業務を行っています。カシオの関数電卓は海外ユーザーも多く、中高生がよく利用しています。私は自分の目で現場を見られていませんが、海外拠点の社員が撮影した授業風景を興味深く見ています。関数電卓の利用は当然うれしいのですが、その授業を受ける生徒の真剣な様子に改めて仕事の重みを実感しています。

また、Global Teachers Meetingと呼ばれる海外の教育者が集まる会議を実施し、カシオの関数電卓を授業に取り入れている先生方からUI改善のアイデアを直接もらう場を設けたのは大きな挑戦の1つでした。このように、さまざまな局面で挑戦の場が与えられるのがカシオです。入社以来、今日まで関数電卓とひたすら向き合ってきたわけですから、今後の目標は「関数電卓のことならあの人に聞け」といわれるほどのエキスパートになること。カシオのエンジニアには「1週間の業務時間のうち10%を自由に使ってよい」というユニークな取り組みがあり、この10%で新しい開発を進めている人もいます。私はこの10%で関数電卓のエキスパートになるか、もしくは全く異なる新しい何かを創るのか。そんなわくわくする選択も含め、挑戦することが楽しいと思える毎日です。

style
style