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RECRUITING 2024

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RECRUITING 2024

エンジニア職|ソフトウェア開発設計

インパクトを残せる、
エンジニアを目指して。

S.T

2017年入社/SW技術開発部/羽村技術センター

INTERVIEW

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カシオに入社したきっかけ

学びをフルに活かせる場所で、自身の道を切り拓く。

大学では強磁性体金属の物性について研究し、データ解析に興味を持ちました。そこで、大学院では統計や機械学習に関連する研究室に移ります。最終的には電気回路・半導体・ソフトウェア・機械学習の知識を得ました。就職活動では自身のスキルセットを活かすことを念頭に、デジタル製品を好んでいたこともありコンシューマ製品を扱う電機メーカーを志望。選考では「自身のスキルを活かして、ソフトウェアサービスの展開やデータサイエンスの業務に携わり事業貢献できる」という点をアピールして、入社に至りました。

最初の配属先はイメージング事業部でした。大学院時代に参加した海外へのインターンシップで画像系アルゴリズムの開発を経験していたこともあり、ソフトウェア開発の知識と併せて存分に業務へと活かせると考え志望しました。ハードに近い部分から開発を進める組み込みソフトウェア開発への興味もありました。入社後1年間はコンシューマ向けデジタルカメラのファームウェア開発に携わり、その後4年間はBtoBの新規事業の開発部門へと移りアルゴリズム開発をメインに約4年間参加しました。

これまで、そしてこれからの仕事

ユーザーファーストで、開発を実践する日々。

新規事業の開発においては、エッジAI向けのSoC(システムオンチップ)開発をゼロから立ち上げる貴重な経験を積みました。多様な回路をワンチップに搭載するSoCの開発は長期にわたり、相応の費用も発生します。当時は機械学習系の分野に明るいメンバーが部内にはいなかったので、基本を理解していた私はさまざまな仕事を任せていただきました。若手にも裁量の大きな仕事を任せてもらえるという点は、良い意味で驚きでしたね。その後は社内公募を経て、2022年6月からサーバー開発に携わっています。ソフトウェアのR&Dメンバーの一員として、当初はランニング向けスマートフォンアプリの“Runmetrix(ランメトリックス)”のプロジェクトに参加。各種データを処理するサーバーの開発に取り組みました。

現在は、音楽系の新サービス開発に取り組んでいます。このプロジェクトは、部内で初となるリーンスタートアップ×アジャイル開発のパイロット案件です。スモールスタートでスピーディにプロダクトヘ機能を反映する開発手法で、ユーザーインタビューなどを通じて得たインサイトをすぐに反映するプロセスを採用しているため、ユーザーに近い距離で開発に取り組めることが大きな魅力です。

CHALLENGE

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カシオでの挑戦

部内初となる、開発スタイルに挑戦中。

取り組んでいる新サービスの開発をリードすることが現在のチャレンジです。各機能の開発を1ヶ月のスパンで進める中でのチームビルディングや仮説立案、技術面のキャッチアップには苦労しました。その点、所属部署ではチームを問わず相談しやすい雰囲気が常にあります。Slackのチャンネルは常にオープンで困った時に意見を出し合う環境は整っており、実際に私も別チームのメンバーにSlackを通じてよく相談していました。また、社内にはリリースしたプロダクトの開発ドキュメントが蓄積されていて、まさに宝の山です。チームメンバーは、開発サイドが経験豊富なベテランエンジニアと新卒入社のエンジニア、そして私の3名で、ビジネスサイドはプロダクトオーナー1名の計4名です。経験の少ない新卒のメンバーには「15分迷ったら相談する」とルールを決めたり、OJTのほかに画面共有しながらモブプログラミングに取り組んだりとサポート体制を整えました。そのほか、開発プロセスを常時改善して、より効率的かつ効果的に開発を進められるよう日々トライしています。

今後はユーザーに長く親しまれるプロダクトを生み出しつつ、自身はサーバーサイドの奥深い知識と技術を手に最適なシステムを構築するクラウドアーキテクトを目指したいですね。また、ビジネスサイドの知識も蓄えてプロダクトオーナーをサポートしながら、事業に貢献できる存在に成長したいです。

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