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RECRUITING 2024

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RECRUITING 2024

経営スタッフ職|DX推進

社内SEとして、
あえて矢面に立つ。

K.K

2018年入社/エンタープライズシステム部/初台本社

INTERVIEW

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カシオに入社したきっかけ

挑戦しやすい社風が独創的な開発につながる。

「学生のうちにしか行けない国に行こう」そんな好奇心で向かったカンボジアやタンザニアの地で、地元の人に愛用されていたのが日本の製品でした。建機・車・ゲームなどを目にするたびに誇らしい気分になり、実際に日本製品が1つのきっかけになり現地の人と仲良くなったこともあります。この経験からメーカーを中心に就職活動を行うようになり、その中で惹かれたのがカシオのユニークさです。誤解を恐れずにいうとそれは「忖度しない姿勢」。

一般的に流行や「顕在的」なニーズに応える開発は、一時的な利益は得られますがマーケットでは1番になれません。しかし、ユーザーの「潜在的」なニーズを満たす開発は、G-SHOCK等の独創的な世界観で世界を魅了する可能性があります。なぜこのような画期的な開発ができるのか。それは人。言い換えれば、挑戦しやすい社風にあると思います。というのも、就職活動中を含めて今まで出会った社員は皆優しい。相手の意見を否定せず、尊重しながらコミュニケーションをとれる社員が多いです。だからこそ、斬新な開発やおもしろいアイデアを生むのだと思います。

これまで、そしてこれからの仕事

社内SEとして早いうちから主体的に動く。

カシオの経営スタッフ職には総務・法務などの管理部門の仕事や広報・宣伝の業務、DX推進などさまざまな仕事があります。私はDX推進に位置付けられ、一般的には社内システムエンジニア(以下社内SE)と呼ばれます。製品開発のソフトウェアエンジニアではないため、モノづくりには直接関わっていませんが、非常に重要な役割です。最初に任されたのは海外のグループ会社が使用するレポートシステムの改修で、先輩のサポートを受けつつ進めました。

次に担当したのがワークフローシステムの開発です。初めて仕様設計から開発、導入までの一連の工程を主担当として担いました。具体的には1カ月に約1,800件もの申請が行われている営業関連の承認システムです。カシオは世界中の多くの得意先に合わせた販売キャンペーン等を行っています。その提案が多岐にわたるため、申請内容の中には1,000回に1回しかないパターンもあります。それらの利用頻度の少ないパターンであっても漏れなく網羅できる新システムにするために、プログラミングや設定には苦労しました。最終的には無事に運用でき、社内ユーザーから「使いやすくなった」とうれしい反響をもらっています。いきなり2つ目のプロジェクトで大きな仕事をしたわけですが、あえて矢面に立つ仕事を選ぶことでスキルは飛躍的に伸びると考えています。

CHALLENGE

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カシオでの挑戦

全世界のユーザーへ確実に製品を届けるために。

3つ目のプロジェクトとして現在取り組んでいるのが販売物流システムの刷新です。これは全世界のユーザーに向けてカシオの製品を広く流通させるための極めて重要なシステムで、私にとっても最大の挑戦です。入荷業務に関わる画面や処理を設計し、英語でインドのベンダーと協力して開発しています。分析レポートの開発も行い、分科会の責任者としても、関係者の整合性をとりつつプロジェクトを推進しています。

2023年、ヨーロッパを中心に“G-SHOCK”の人気が高まり発注が相次ぎました。無事に各国のユーザーに“G-SHOCK”を届けることに、貢献できたのならうれしいです。入社して3つのプロジェクトでこの規模ですから、カシオがいかに若手に裁量を与えているかがよくわかると思います。社内SEにとって一番良い状態は「問題なくシステムが稼働していること」。つまり、便りが無いのは良いことです。製品開発のような劇的な反響は得にくいかもしれません。しかし生成AIのような最新ツールの活用など、小さな改良が目の前ですぐに結果でわかることで、小さな喜びを数多く実感できる良さがあり、非常にやりがいを感じています。

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