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RECRUITING 2024

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RECRUITING 2024

エンジニア職|ソフトウェア開発設計

開発者として、
ユーザーファーストを貫く日々。

T.I

2017年入社/第三開発部/八王子技術センター

INTERVIEW

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カシオに入社したきっかけ

ユーザーにより近い距離で、開発を担うやりがいを知った。

私が就職活動の際に重視したポイントは、「ユーザーが使用する製品を開発できるか」という点です。大学・大学院時代には、半導体の基礎物性を研究テーマとしていました。自ら解を推定し実験を重ねる研究には面白味を感じていたものの、実際に自分の研究が社会実装される経験はなかなか得られません。もっと周囲から「これ使ったよ」「このサービスいいね」と言っていただけるような、魅力ある製品開発に携わりたいと考え開発職を志望しました。

就職活動当初はIT業界に興味をもつ中で、次第にメーカーの方がよりユーザーとの距離が近いと考え、メーカーに絞り就活を進めました。カシオに注目したきっかけは、スマートウオッチです。当時はスマートウオッチが市場に流通し始めた時期で、私は海外メーカーの製品を使っていました。国内で開発に取り組むメーカーはまだ数社しかない状況でしたが、“G-SHOCK”をはじめ時計事業で多くの実績をもつカシオならば、他社に先駆けて良い製品を作れると考え入社を決意。入社後は“G-SHOCK”の組み込みソフトウェア開発と仕様設計を担う開発者として、キャリアをスタートしました。

これまで、そしてこれからの仕事

この場所だから得られる知見を活かし、着実にステップアップ。

開発と仕様設計を同時に担うには、構造や技術の理解を深める必要があります。まだエンジニアとして経験が浅い時期だからこそ、たとえ基礎的なことでも先輩に日々相談していました。経験豊富な社員が多いカシオの開発チームには、ノウハウが蓄積されています。ネットだけでは把握できない情報や考え方を、優しく教えていただき着実に成長できました。初めて“G-SHOCK”のソフト開発を担った際には、自分が作った製品をユーザーが使用すると考え、とても緊張したことを覚えています。

その後3年が経ち、私はモバイル向けアプリケーションの開発に興味を持つようになりました。生活必需品であるスマートフォンの中で動くアプリ開発はアップデートを通じて改良を重ねることができ、ユーザーニーズに寄り添った開発を実現できます。そこで当時の上司に相談し、まずはモバイル向けアプリの知識と経験を積むことを考え「G-SHOCK MOVE」「CASIO WATCHES」アプリの企画部署に異動しました。約2年間、各アプリへの機能追加をはじめとした企画を経験後、現職のアプリ開発部門に異動。現在は「CASIO WATCHES」のソフトウェア開発にて新機能の設計・実装、そして開発チームのスクラムマスターを担っています。今後はバックエンドやインフラへの理解を深め、アプリ開発におけるアーキテクトを目指したいと考えています。

CHALLENGE

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カシオでの挑戦

“集合知”を心強く感じた経験を糧に、リーダーシップを磨く。

これまでの経験で印象に残っているのは、「CASIO WATCHES」にて新機能を設計し、初めて一人で機能を実装したことです。設計段階でバグが発生しないように検討し実装したものの、想定外の動作がしばしば起こりました。その際には、紙やホワイトボードに課題を書き出し自分の思考を整理しながら、先輩たちの知見もお借りして解決。個人の能力は限られていますが、経験豊かな先輩が数多く在籍する環境には改めて心強さを感じました。その後、新機能は修正を重ねて無事にリリースされ、引き続き使われています。

現在は、開発とスクラムマスターを並行して取り組んでいることが挑戦と言えるでしょうか。担当した機能を含めたアプリが市場にリリースされると、ストアレビューを通じさまざまなフィードバックをいただきます。ユーザーの期待に応えきれていない点を踏まえ、機能の改善を図るヒントをつかみながら、よりユーザーファーストを意識した開発を進めています。一方で、開発業務と並行して担当するスクラムマスターには、チームを上手にマネジメントすることでプロジェクトの進行がよりスムーズになるので、やりがいを感じています。開発者が複数のプロジェクトを担う中、限られた時間でよりスムーズに業務を進められるよう、ゴールを具体的にして伝えるなど、マネジメントスキルも高めていきたいですね。

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