INTERVIEW 社員インタビュー
10年先の未来を描き、部門を超えた連携で「AIによる業務変革」を起こす
サポート窓口業務を経て、デジタル企画部へ。部門の垣根を超えてDXを推進
当社が近年、注力している取り組みの一つに「業務のデジタル化」があります。AI技術を活用して業務の効率化などを実現し、当社はもちろん、富士フイルムビジネスイノベーショングループのDX化にも貢献することが目的で、この取り組みの中核を担っているのが、デジタル企画部です。単に目の前の課題を解決するだけでなく、労働人口が減少する2030年以降も安定したお客様サポートを維持できるよう、10年先の未来を見据えた仕組みづくりに取り組んでいます。
私は入社から5年弱、カストマーコンタクト事業部で「DocuWorks」のサポート窓口業務を担当してきました。現場で知見を積み上げた後、5年目の秋に現在のデジタル企画部へ異動し、AI活用やDX化による業務変革を進めています。
社内では複数の大規模プロジェクトが立ち上がっており、私は複数のプロジェクトを担当しています。その一つに、AI技術を活用した業務改善があります。例えば、当社のカストマーコンタクト事業部では、富士フイルムビジネスイノベーションが販売している製品やサービスをご利用しているお客様からの問い合わせを担っています。AI技術の発展により、オペレーターが回答した「音声データ」をテキスト化し、活用できるようになりました。そこで、富士フイルムビジネスイノベーションの開発部門と連携し、音声データを問い合わせ件数の削減や応対品質の向上に役立てることができないか検討しています。このほか、社内の各部署から寄せられるDX化の相談に応じることも大切な仕事の一つです。
Chatbotの導入を担当し、前例のない取り組みを進める楽しさと難しさを感じる
入社2年目、カストマーコンタクト事業部に在籍していた頃のこと。当時、サポート窓口を担当していた「DocuWorks」のChatbot導入に携わりました。社内に前例がなかったため、まずは問い合わせ履歴の内容を分析するところからスタート。どの情報をChatbotに落とし込めばお客様に役立ててもらえるかを考え、上司や先輩と相談を重ねて形にしていきました。新たな取り組みに挑むのはとても楽しく、ワクワクしながら仕事を進めていったことを今もよく覚えています。
一方で、新しい取り組みならではの難しさも感じました。導入にあたってさまざまな懸念事項が上がり、その一つひとつを解決していく必要があったからです。新たな仕組みを世に出すためには多くのハードルを越え、周囲の理解を得る必要があることを、この時期に学びました。
その後、デジタル企画部に異動しましたが、業務内容は「転職した」と感じるほどに異なるものでした。これまでは担当するチームのために動いてきましたが、現在は部署を横断してグループ会社全体の最適化を考えなければなりません。今までの「当たり前」が通用しない世界で、異動してしばらくの間、「自分に何ができるだろう」と模索しました。そして、「カストマーコンタクト事業部での経験こそ、私の大きな強みになる」と考えました。前述のとおり、カストマーコンタクト事業部ではChatbotの導入など先進的な取り組みを数多く進めてきました。この経験を踏まえた意見を出したり、部署内で知識やノウハウを共有したりすることで、デジタル化推進の一翼を担えると思いました。現在は部署のメンバーが増え、以前よりも大所帯になりました。他部署から異動してきたメンバーとそれぞれの知見を掛け合わせ、多角的な視点でプロジェクトを動かせる体制が整ってきたと思います。
AIエージェントの実現を目指し、未知の領域へ挑み続ける
AIの活用による業務改革は、これからも続きます。中でもお客様に向けた「AIエージェント」の実現は重要な検討事項です。これまでは、オペレーターの回答品質を高めたり、お客様向けのコンテンツを作成したりするのにAIを活用してきましたが、今後は、お客様視点でのAI活用を進めていきたいと考えています。例えばお問い合わせの電話をいただいた際、AIが返答し、問題を解決してくれる仕組みを構築できれば、利便性を飛躍的に高めることができるでしょう。まだ世の中に広く普及しているものではありませんが、だからこそ、グループ会社と検討を重ねていき、必ず実現したいと思っています。
現在進行中のプロジェクトは3年から5年という長いスパンで動くものがほとんどです。未来を見据えて、まずは今あるミッションを粘り強くやり遂げたいと考えています。また、チームに新しいメンバーが増えている今、私自身がこれまでの経験で得た学びを、後輩たちに伝えていくことも大切にしていきたいと考えています。私のキャリアは、常に新しいことへの挑戦の連続でした。これからも、目の前の取り組みに全力を尽くし、仲間と力を合わせてより良い成果を出していきたいと願っています。
自ら考え行動する姿勢を尊重し、若手の挑戦を温かく受け止める社風がある
富士フイルムサービスクリエイティブの魅力は、社員の「こうしたい」という意見を尊重し、挑戦を後押ししてくれる風土にあります。当社が求めるのは、「自ら考え行動する人」×「成長と変化に挑む人」です。どの部署でもこれらの姿勢を求められますが、特にデジタル企画部は「0から1」を生み出すので、変革を起こしていくことを、より求められる部署だと思います。実際、不安を感じることもあるし、うまくいかないこともあります。しかし、真剣に考えて挑んだ社員を責める人は、当社には存在しません。頑張る社員を応援してくれる温かな上司や先輩がいるからこそ、自ら考え行動し、変革を起こせるのだと思います。
今、就職活動を進めている皆さんには、「等身大で望んでほしい」とお伝えしたいです。自分を着飾って伝えると、入社後のミスマッチに繋がってしまう恐れがあるためです。どんなことにワクワクし、どんな風に成長していきたいのか。ぜひ、今の皆さんの素直な思いを私たちに聞かせてください。新しいことに挑戦し、変化を楽しめる方と一緒に働ける日を楽しみにしています。
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