PEOPLE
Kanae Sano
エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社
第3レーベルグループ
rhythm zone第1ユニット
A&R
2022年入社
※ 所属・経歴・原稿は2025年10月時点のものになります
どんな学生生活だった?
私の学生生活は、音楽とともに歩んできた時間でした。幼少期からミュージカル団体に所属しており、ダンスや歌に親しむ中で「表現すること」の楽しさを知りました。その経験がきっかけとなり、高校では声楽科に進学し、さらに大学でも音楽大学へ進みました。
高校時代からクラシックを通して音楽を深く学び、歌やピアノといった実技に打ち込む中で、様々な志を持つ音楽仲間に出会い、新たな音楽の世界から多くの刺激を受けました。そうした日々の中で、より多角的に音楽に触れることができたと思います。
音楽に関わる道の選択として、学校の先生を目指した時期もありました。音大のカリキュラムで中学・高校の音楽専科の教員免許を取得できたほか、音楽以外の科目も教えられる小学校の先生にも興味があったため、通信制の学校にも通い、ダブルスクールで小学校教員免許を取得しました。
しかしその中で、「自分のやりたいことって本当にこれなのかな?」と、音楽との関わり方について何度も自問自答しました。音楽を届けるにあたって、自分が表現者として伝えたいのか、教師という立場で教えたいのか、それともアーティストと共に作品を作り上げ、エンタメとして届けたいのか。
大学4年生では教育実習を行いながら就職活動も並行していたため、本当にギリギリまで悩みましたが、自分のこれまでの経験があるからこそ表現者の立場を理解できたり、アカデミー事業を展開している会社であれば教育の学びを活かせたりと、自分の動き方次第でエンタメ業界の中でもさまざまな挑戦ができるのではないかと考えるようになり、最終的に音楽業界を目指して就職活動を進めました。
エイベックスに決めたポイントは?
学生時代に色々な経験をしたからこそ、就活のスタートが他の人よりも遅くて。「インターンシップって何?」というところから始めました。当たり前のように早期選考は終わっている時期で、いきなりぶっつけ本番で本選考から始めました。そんな状態だったため、まずは情報収集していたのですが、一番締切が早かったのがエイベックスでした。エイベックスという名前はもちろん知っていましたが、それよりも「とにかく書かなきゃ!」という気持ちでエントリーシートを出しました。
ただ、当時を改めて振り返ると、自分が好きだったアーティストやライヴは、エイベックスのものが多かったように思いますし、他のエンタメ会社も受けてはいたものの、結果としてエイベックスを選んで良かったと思っています。
どれだけエンタメが好きでも、その先に好きなコンテンツがないと続かない気がしていて。入った後好きなものに必ず関われるとは限らないため、自分の好きと被る範囲が広い会社に入っておいて正解だったなと感じています。音大時代の経験や教員免許を取った背景もあり、エイベックスではレーベル事業のほか、クラシックの取り組みがあったり、マネジメントやアカデミー事業など幅広い事業を展開していたため、自分の興味にフィットする範囲が広い会社だと思っています。
入社後のキャリアについて
入社してから最初の3年間はDSP営業の部署にいました。Apple MusicやSpotifyなどの音楽配信サービスと向き合いながら、エイベックス社内の音楽全てを背負って営業活動をしていました。より色んな人に聴いてもらえるように、プレイリストへの入れ込みやバナーを整えたり、渋谷などでの大きい広告展開を獲得したりしていました。
そんな業務の傍ら、入社2年目の後半からBE:FIRSTチームで配信担当をしていました。営業をやりながらも、アーティストとの向き合いもさせてもらって、とても勉強になりました。
そして現在は、EXILEのA&Rとして制作を担当しています。まだまだ勉強中なのですが、先輩と一緒に音楽周りのもの全てを監修しています。曲を制作してどうやってリリースするか考えたり、特典内容やパッケージ・ポスターなど細部まで意見を出しながら日々奮闘しています。今担当しているEXILEというアーティストは、自分の年齢と同じくらいの長い歴史あるグループで、自分自身も入社前から音楽やライヴを楽しんでいました。だからこそ、深くリスペクトしながら、ある種の覚悟みたいなものをもって向き合うようにしています。今なお、リハーサルから本番に至るまで、エンタメが生み出す世界の大きさに感動を覚えます。
前の部署でのどんな経験が活かされている?
社内の仕組みへの理解が一番活かされていると感じてます。
A&Rとして自分たちが作ったものをファンの皆さんに楽しんでいただくには、まず「届ける」仕事を担う社員と連携が取れてないといけないですし、自分自身も3年間身をもって経験してきました。だからこそ、「社内のスタッフにはこういう資料が必要だよな」とか「このぐらい前に話を入れとかないと、これってできないよな」という部分を理解できたことが、制作に異動した今活かされています。
正直、入社前にDSP 営業は希望してなかったんです(笑)。でも結果として、DSP営業を経験出来て本当に良かったと思っています。
加えて、エイベックスでは「佐野さんって今後何やりたいの?」と結構フランクに皆さんが聞いてくれて。その時に「A&Rやりたいんです」と発信しつづけていたら、今実際に部署を異動して、やりたかったことができています。だから、声を上げ続けることが大事だと若手社員や学生の皆さんにも伝えたいと思っています。
エイベックスはどんな雰囲気?
チーム感の強い会社だと思います。仕事仲間でありながら、担当アーティストを愛しているからこその団結感があります。仕事柄、他のレコードレーベルやエンタメ業界の方とお会いする機会もありますが、やはりエイベックスの社員は想いを持って働いている人が多いです。仕事をこなしているのではなく、人間味があって。そういうところが魅力の会社です。
今後エイベックスで叶えたいことは?
難しいですね…(笑)。現在の仕事が夢だった仕事なので、まずは今任せてもらっているものを頑張りたいと率直に思います。アーティストとの関係値を深めて信頼関係を築き、今の仕事を極めることで、その先に見えてくるものがあるのかなと考えてます。
学生の皆さんにひと言お願いします!
想いが強ければ、きっと届くはずです。私が一番最初に書いたエントリーシートも、本当に率直に自分の気持ちを書きました。やり方とか全くわからなかったので、心から思っていることを書いたんです。それを言うと「ちゃんと誰かに添削してもらった?」とか周りには聞かれて、「全然添削してもらってないです!」って答えてました。でも、結果それが良かったんだなと感じます。自分の言葉で想いを伝えられたからこそ、きっと届いたんだなって。
就活当時を振り返ると、エイベックスの選考が特殊だった記憶があって。私が受けていたときは、色んなフォーマットで自分の想いを伝えないといけなかったので大変でしたが、振り返るとエイベックスの選考が一番楽しかったです。就活生の皆さんも「会社に選ばれる側」ではなく「自分が会社を選ぶ立場」でもあると思うので、ぜひ前向きな気持ちで就職活動を楽しんでほしいです!
WORK FLOW OF THE DAY
どんな1日を過ごしてる?
09:30
出社
通勤中は音楽配信サービスでプレイリストやバナー展開などをチェックします。
出社後は一日のスケジュール確認、メールなどを整理し、自分の元で止まっていることがないか確認するようにしています。
11:00
資料作成
打ち合わせを受けてリリースプランを資料にまとめたり、メンバー会議に向けた資料作りを行います。
14:00
メンバー会議
事務所に伺い、メンバーとリリースプランやイベント企画などを
話し合います。
10:00
事務所打ち合わせ
担当アーティストが所属している事務所スタッフの皆さんと、リリースプランやイベント、ライブなどの確認をする定例を毎週行っています。
12:00
昼食
会社の食堂で日替わりの500円弁当を食べたり、稼働次第では外で食べることもあります。
19:00
生配信対応
リリース記念の生配信イベントがあり、スタジオでの稼働になります。
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