財務省の仕事を知る
大臣官房
マクロ的視点から経済を読み解く
大臣官房 総合政策課 政策調整室 政策調整係/令和3年入省
上坂 美香
KAMISAKA Mika
現在の業務について
大臣官房総合政策課は、国内外の経済情勢の調査・分析、経済政策の企画・立案に関する総合的な調整を行う部署です。その中でも政策調整係は、金融政策の動向を分析し、省内関係部局に発信しています。金融政策は、高い独立性をもった中央銀行として、日本銀行が物価の安定を目的に、国債などの売買を行う公開市場操作や政策金利の設定等の手段を用い、決定・実行しています。日銀において行われる金融政策決定会合には、議決権はないものの財務省も参加しており、金融政策と政府の経済政策の基本方針が整合的なものとなるよう、日銀と十分な意思疎通を図っています。私たちは、会合で決定された金融政策や決定内容が金融市場へ与える影響の分析等、金融政策の現状をタイムリーに発信する重要な役割を担っています。
大臣官房(総合政策課)で働く魅力、やりがい
金融政策の変更は、金利・為替・株価といった金融市場の動きにとどまらず、企業活動や家計にまで広く波及し、日本の実体経済に大きな影響を及ぼします。金融政策は日銀に委ねられているものの、その動向を予測し、変更が生じた際にどのような影響があるのか分析を行うことは、経済政策の企画・立案を支える重要な基盤となります。大臣官房総合政策課では、金融政策関連だけでなく、国内はもちろん、米国・アジア・欧州といった海外経済の現状分析、金融市場の動向調査などを通じて、経済・金融の基本的な仕組みにとどまらない幅広い知見や、マクロ経済を論理的・構造的に捉える力を実践的に磨くことができます。経済分析の最前線で政策形成に貢献できる点が、大きな魅力でありやりがいです。