仕事と人

ものづくりの現場で

工程管理や人員管理を担い、

スムーズな生産を支援!

2021年入社

生産開発統括本部 生産物流事業部
各務原工場製造部
DS製造2ユニット DS出庫Bチーム

T.N工学部 応用化学科卒

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ものづくりの現場で

工程管理や人員管理を担い、

スムーズな生産を支援!

2021年入社

生産開発統括本部 生産物流事業部
各務原工場製造部 DS製造2ユニット DS出庫Bチーム

T.N工学部 応用化学科卒

キャリアパス

2021年

入社。各務原工場 DS製造2課 DS金型係に配属。
コンタクトレンズの生産工程のうち、コンタクトレンズの金型の組付けや洗浄を担当。

2021年夏

DS金型係からDS出庫係に異動。
コンタクトレンズを外箱に詰める「二次包装」と、製品をフィルムでラッピングする「最終包装」の工程を担当。

今後ますます需要が高まる業界で、
自分の力を発揮したい

私は高校時代から数学や理科が得意で、大学では応用化学を専攻し、黒色顔料の研究に取り組みました。この研究の目的は黒色顔料の熱吸収率を抑えることにあり、建築部材などに用いてヒートアイランド現象の対策にできればと思っていました。材料の配合を調整して実験データを集めるのはとても楽しく、就職活動では、「大学で学んだことを少しでも生かせる仕事に就きたい」と思っていました。

そこで、「今後も需要が伸び、人々に必要とされる商品を提供している会社」「学生時代の経験を生かせる仕事」の2つの軸を定めて、企業を検討していきました。

メニコンは、コンタクトレンズ業界の最大手で長い歴史があり、数多くの人々にコンタクトレンズを提供してきました。特に近年はスマートフォンを始めとする電子媒体の普及により、小学生の視力低下なども問題視されています。つまり、コンタクトレンズの需要はこれからも伸びていくと考えました。加えて、私自身がコンタクトレンズを使用しており、「より多くの人に見える喜びを知ってもらいたい」と思ったことも、メニコンへの入社を志望した理由です。

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製造工程のサブリーダーとして、
計画通りに生産を進めていく

メニコンは国内2箇所に製造拠点を持っており、私が勤務する各務原工場では、主に1日使い捨てコンタクトレンズ「1DAYメニコン プレミオ」を生産しています。私は、生産工程のうち、「出庫」を担当。ここでは、前工程で製造したコンタクトレンズを外箱に詰める「二次包装」と、箱に詰めた製品をフィルムでラッピングする「最終包装」を担っており、私はサブリーダーとして生産状況を確認しながら人員配置などを行い、最終包装後の出荷までを担当しています。

また、後輩の教育や備品の発注、設備の不具合対応なども私の仕事です。例えば二次包装は、1シートずつ流れてきた製品を2枚重ね3段に積んで、外箱に詰めます。これらを自動化された機械で行っているのですが、複雑な工程のため、シートを重ねる部分で不具合が起こることがあります。そこで不具合が発生したらすぐに対応し、必要に応じて設備メーカーに修理を依頼するなどして、いち早く設備を稼働させるよう促していきます。

コンタクトレンズの生産は事前に決められた生産計画にのっとって進めていくため、各工程の担当者が適切に人員配置を行って、生産に遅れが出ないようにすることが大切です。前述の不具合対応でも、可能な限り設備が停止している時間を短くすることが求められます。慎重に管理を行っていった結果、無事に計画通りに出荷できると達成感で胸がいっぱいになります。

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すべての工程を経験して、
製造に関わる幅広いスキルを習得したい

出荷担当になって2年近くが経ちますが、異動当初は管理や設備に関する知識がほとんどなく、苦労の連続でした。特に入社1年目の秋、出荷担当として初めて遅番メンバーの指揮を取った時は、「上期で遅れていた生産を、下期で挽回する」というミッションがくだされ、試行錯誤しながら生産数を増やしていったのをよく覚えています。

例えば現場と上司の意見が食い違うことも多く、現場を束ねていくことの難しさを痛感しました。この時の経験がきっかけで「管理のあり方」を考えるようになり、今では、自分自身の考えをもって指揮を取るようになりました。

もちろん、今も知識不足や経験不足を感じることがあります。例えば、外箱の変形や汚れなどで流通できない製品が一定数出ているため、今後は良品率の向上に力を入れていきたいと思っています。また、設備の不具合が起きないよう、異常音など不具合の兆候となる自体が発生したら、いち早く対応するよう心がけていきたいと考えています。そして、これまで担当してきた金型や出庫以外の工程も経験して、製造に関わる幅広いスキルを得ることを当面の目標としています。

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学びへの意欲を高めることが、
成長の第一歩に――

生産現場では時に予測もしないようなトラブルが起こることもあり、その都度、状況を判断しながら適切な対応をしていきます。これらのスキルは一朝一夕で身につくものではなく、日々の仕事で得た知識や経験を総動員することで、適切な判断力や対応力が磨かれていきます。私自身は、学生時代に感じていた「学びたい」という意欲を仕事でも発揮しており、新たなスキルを得るたびに自分自身の成長を感じています。もちろん最初はわからないことだらけです。だから、学生の皆さんがメニコンに入社したら、どんどん質問してください。新たな知識を吸収して、その知識を発揮することで管理者として成長していく。そんなやりがいを皆さんにも味わっていただけたらと願っています。

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