仕事と人

製品の承認申請・取得に

関わる業務を担う

「薬務」のプロフェッショナル!

2020年入社

生産開発統括本部 薬務部 国内薬務チーム

K.N薬学研究科修了

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製品の承認申請・取得に

関わる業務を担う

「薬務」のプロフェッショナル!

2020年入社

生産開発統括本部 薬務部 国内薬務チーム

K.N薬学研究科修了

キャリアパス

2020年

入社。薬務部 国内薬務チームに配属。

以来、自社製品の国内における承認取得に伴う業務や、国内の薬事情報の収集、国内広告の薬事審査業務などを担う。

メニコンに入社したい!
面接を終え、電車のなかで願い続けた

私は大学院で生命科学・物性化学を主に専攻し、ヒト細胞に見立てた擬似的な小胞を基に、その運動挙動の実験及びシミュレーション解析を行っておりました。そして自分の専門性を生かせる就職先として、医薬品業界や化粧品業界、ヘルスケア業界などを広く検討し、メニコンに入社しました。

日本のメーカーは、「製販分離」といって製造と販売を分社化する傾向があるのですが、メニコンは一貫して「製販一体」にこだわってきました。一つの製品を一つの会社が担うこの体制は、まさに私が求めていたものであり、この点に強く惹かれたことが入社の決め手の一つとなっています。また、メニコンはコンタクトレンズに限らず、新規事業にも積極的に進出しています。既存の事業に限らず、新しいことにもチャレンジしていく姿勢にも共感しました。

そしてもうひとつ、面接時の印象も大きな決め手となりました。一問一答形式の面接を行う企業が多い中、メニコンの面接官だけは「腹を割った対話」ができたからです。「会社をより良くしていくために、何ができるか」について、30分にわたって話し合えたのは、メニコンくらいです。面接を終えて電車に乗りながら、「メニコンに入社できたらいいな」とずっと願い続けたのは、今となっては良い思い出です。

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自社製品の承認申請・取得から
広告の薬事審査まで、幅広い業務を担当

私が在籍する薬務部は、自社製品の承認申請や、品質・安全性の維持・確保に関わる業務を行う部門です。メニコンは海外でも事業を展開しているため、国内と海外のチームに分かれて業務を進めています。

私は入社以来、国内薬務チームに所属しています。コンタクトレンズなどの製品を新たに開発した際、医療機器として申請し、承認を取得する「承認取得・維持」や、製造や販売における「許可申請・維持管理」を中心に、厚生労働省が発表した安全管理情報などの収集、さらには国内広告や技術資料などを事前にチェックする「薬事審査」など、その仕事は多岐にわたります。

「医療機器の承認取得・維持」は、製品開発を担当している研究開発部門と連携して進めていきます。申請にあたっては、安全性などの試験に関するデータをはじめ、さまざまな資料が必要になります。まずはこれらの資料を集め、必要な書類を用意して行政当局に申請します。一度の申請で承認がおりることはなく、必ず担当官から複数回の質問が入ります。その都度対応し、必要に応じて追加の資料を揃えて提出。製品による多少の違いはありますが、おおよそ4か月から10か月かけて承認がくだされます。

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チャレンジ精神を大いに発揮して、
自分自身の可能性を拡げていきたい

前述のとおり、医療機器の承認取得においては、申請後の担当官とのやりとりが必ず発生します。担当官は厳しい目で提出した資料を精査し、気になる点を一つひとつ確認してきます。

メニコンの製品はいずれも長い間かけて開発したものであり、製品の品質や安全性には絶対の自信を持っていますが、適切な資料を提出しなければ承認がおりるまでに多くの時間を要してしまいます。だからこそ、社内の関連部門と一緒に戦略を練り、どのような試験結果を資料として提出すべきなのかをその都度、考えていきます。長い道のりではありますが、戦略が功を奏し、無事に申請が通った時の喜びは本当に大きく、毎回、関連部門のメンバーと一緒にその喜びを分かち合っています。

このように紹介すると、「薬務の仕事は難しそうだな」と感じるかもしれません。もちろん豊富な知識と経験が必要な仕事ですが、日々の業務を通じて良い意味で刺激を受けることもたくさんあります。例えば、広告の薬事審査では、「今回はこういうブランドイメージで売り出していくんだ」といった具合に、新たな発見があってとても楽しいですね。

メニコンは、新たな付加価値をつけた「みる」を提供することを目指しており、私も5年後、10年後の未来を見据えながら、新たな「みる」を生み出していきたいと考えています。また、チャンスがあれば、ぜひ新規事業にも携わってみたいですね。新しいことに果敢にチャレンジしていき、自分自身の可能性を拡げていくつもりです。

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積極的に質問を投げかけて、
企業への理解を深めよう!

就職活動は、学生のみなさんがさまざまな企業を深く理解する「最大のチャンス」です。受け身で説明会や面接に臨むのではなく、ぜひ積極的に質問してください。「こんなことを聞いても大丈夫かな」と心配する必要はありません。些細な疑問であっても質問を投げかけることで、会社への理解が深まるはずです。実は、このような「質問する姿勢」は入社してからも大切です。特に新人時代は、「質問をして覚えること」が仕事の9割を占めると言っても過言ではないくらいです。私も上司や先輩にたくさん質問しました。メニコンはアットホームな会社で、やさしい人ばかりなので、安心して飛び込んでいただけたらと思っています。みなさんと一緒に働けるのを楽しみにしています!

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