仕事と人

研究開発と製造部門の

パイプ役となり

新製品の量産体制を構築!

2018年入社

生産開発統括本部 商品開発事業部
試作設備部 ソフト系設備開発チーム

R.K理工学部 電気電子生命学科卒

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研究開発と製造部門の

パイプ役となり

新製品の量産体制を構築!

2018年入社

生産開発統括本部 商品開発事業部
試作設備部 ソフト系設備開発チーム

R.K理工学部 電気電子生命学科卒

キャリアパス

2018年

入社。関工場製造部 CL製造1課に配属。
ハードコンタクトレンズの製造、設備の保守保全、改善活動に従事。

2019年

品質管理部 関品質管理課 関品質管理係に異動。
製品検査データの分析、監査対応、文書の改定、計測機器の管理、改善活動などに従事。

2021年

試作設備部 ソフト系設備開発チームに異動。(工場⇒技術研究所へ異動。)
ソフトコンタクトレンズの新製品開発において、製法開発と設備開発を担当。

やさしく温かな社風と、
高い技術力に惹かれて入社を決意

学生時代の専攻はバイオインフォマティクスで、遺伝子配列の組み換えについて研究しました。遺伝子配列と人のタンパク質の形状の関係性について明らかにすることで、創薬の分野に貢献できたらと思っていました。

そもそも、私は中学生の頃からボランティアで地域のイベントをサポートしてきたこともあり、「人の役に立つこと」に喜びを感じてきました。そこで就職活動では、「大学の学びを生かせる」「人々に貢献できる」という2つの軸を定め、医療機器業界を中心に検討しました。医療機器は非常に幅が広く、手術や検査などに用いる大型の機器から、日常的に装用するコンタクトレンズまで多種多様にあります。私が着目したのはコンタクトレンズで、人々の生活に密接に関わっている点に惹かれました。

メニコンを志望した理由は2つあります。一つは、説明会や選考でお会いしたすべての社員がやさしく、当社ならではの温かな社風を感じ取ったこと。もう一つは技術力の高さで、常に挑戦を続けて新たな技術を生み出してきた姿勢にも共感しました。

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苦労して作り上げた製造装置が、
無事に稼働した時に感じる喜び

メニコンでは、コンタクトレンズの基礎研究から開発・製造・販売と、そのすべてのプロセスを一貫して自社で担っています。私はこれらのプロセスにおいて、「製法開発」及び「設備開発」を担当しています。

新製品の開発では、まずはラボスケールで試作品をつくり、その性能や安全性を評価していきます。量産化が決まったら、私たちソフト系設備開発チームが研究開発部門や製造部門のメンバーと意見を交わし、双方の意見を考慮しながら量産体制を構築していきます。具体的には、製造工程を検討して、必要な製造装置を試作し、安定的に量産できるか試験を行います。そして、何度も調整を繰り返しながら完成度を高めていき、量産化につなげていきます。

装置の設計や、装置を動かすためのラダー図やプログラムの作成も私の仕事であり、自らの発想で製造装置のイメージを固めていき、実際に自分の手を動かしながら製造装置を作り上げていける点に、この仕事のおもしろさがあると感じています。納期や予算などの制限があるなかで検討していくため、ベストの答えを導くのは決して簡単ではありません。それでも、何度も検討していった結果、無事に装置が稼働した時には大きな喜びを感じます。

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広くさまざまな知識と経験を生かして、
次世代のコンタクトレンズを世に送り出す

メニコンに入社して最初に配属になったのは関工場の製造部で、製造ラインを1年、品質管理を2年経験しました。早い時期に製造の現場を経験したことで、製造の一連の流れを学べたのはもちろん、メニコンならではの「ものづくり」に対する姿勢も理解できたように思います。

そして、ソフト系設備開発チームで量産体制を構築するようになった今、現場で経験したことを大いに生かしています。実際に製造装置を作る上で私たちが最も重視するのは「品質」と「安全」ですが、製造ラインで働くスタッフの目線になって考え、スタッフに負担がかからないような装置を設計する視点も育まれました。

今、私が担当している新製品は数年後の市販への導入を予定しています。私が担当した製品を多くのお客さまに使っていただき、お客さまと会社の双方に貢献することが当面の目標です。そして、これまで製造、品質管理、製法開発・設備開発と幅広い業務を担当してきましたが、チャンスがあればぜひ、他の部門の仕事にもチャレンジしたいと思っています。固定概念にとらわれることなく、広くさまざまなことに興味をいだき、知識や経験を積んでいくことで、次世代のコンタクトレンズの開発・製造に貢献できたらと願っています。

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好奇心旺盛にチャレンジする姿勢が、
大きな成長を生み出す

私自身がメニコンの社員として働いてきて感じるのは、「好奇心旺盛に新しいことにチャレンジする姿勢」がとても大切であるということです。実際、新人時代に製造の仕事を経験したり、開発と製造のパイプ役となって量産体制の構築に携わったりと、たくさんのことにチャレンジしてきました。そして、どの配属先でも前向きに仕事に取り組むことで、成長実感を得てきました。学生の皆さんには、就職活動の時期にじっくり自分自身と向き合って「やりたいこと」を定め、その目標をぜひメニコンで叶えてほしいと思います。やりたいことや目標が明確な人は、その分、成長が早く、成長の幅も大きいように思います。

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