エイベックスに決めたポイントは？

学生時代、DJ活動や音楽制作をしていく中で、ダンスミュージックに触れる機会が多くあり、自分を忘れて踊ったり、踊ることによってたくさんの人たちとコミュニケーションがとりやすくなるような、そんな本能的な部分を引き出してくれるダンスミュージックに魅力を感じていました。EDMがバリバリ流行っていた頃のようにダンスミュージックを再ブーム化させたい、またEXILEさんや三代目 J SOUL BROTHERSさんのようなEDM系のアーティストがもっと跳ねるようなことをやりたいと思うようになりました。それはアーティストとしてではなく、裏側から支えることだと思ったときに、一番効果を最大化できそうな会社がエイベックスだったので入社を決めました。

現在の業務内容は？

僕の所属しているユニットでは、LDHさんとLDHさん所属のアーティストに対してクリエイティヴを生み出していくのが主な仕事です。一つのコンテンツを作り上げるのにも、プランナー・プロモーター・販促・マネジメント・制作会社など多くの人が関わっていて、A&Rとしてそんなクリエイターチームの中心となって音楽制作を行っています。配属された当初は、先輩社員の仕事についていき、制作業務のサポートをする中で、制作業務の進行や現場での動き方とはどういうものかという全体感を掴んでいっていました。1年目の10月頃からは担当を持たせていただいて、実際に自分が進行する立場で制作業務に励んでいます。まさか入社1年目で担当を持たせてもらえるなんて、最初は「まじか！」と思ったのですが、今は全部の現場に顔を出して経験を積むことで、日々自分がレベルアップしている実感を持てますし、担当を持ったことでより密接にアーティストやマネジメントの方と交流する機会が増え、楽曲やMVが仕上がったときの喜びがより増しました。

やりがいを感じた瞬間は？

一番嬉しかったことは、自分の名前がクレジットに載ったことです。
その時はEXILE THE SECONDさんのライヴDVDに関わりました。主に映像や情報解禁文言のチェック、クレジットの添削などいわゆる裏方の仕事だったのですが、実際にライヴの現場に行ったりもしていたので、自分も大きいチームの一員なんだなと感じ、リリース時には嬉しくて家族に自慢しました（笑）
 

あなたの「好き」が仕事に繋がったエピソードは？

母の影響で小学生の頃からEXILEさんの楽曲をよく聴いていたので、自分がLDHさんの担当になったときは、家族にすぐ自慢しちゃうくらいとても嬉しかったです。ずっとテレビやMVで見ていた人たちと仕事をするなんて、もう言っちゃえば意味がわかんないことなんで（笑）、楽しんでやれてますね。好きを仕事にできてる人って日本の中でも限られた人だけだと思うので、ありがたいことだなと思っています。アーティストも温かい方たちばっかりで、個人的には良い環境だなと思っています。

所属部署はどんな雰囲気？

一言で言うと「イケてる」って感じです。みんな自由で、自分の好きな音楽を熱心に研究していたり、常にクリエイティヴに携わっている方たちなので、専門家みたいなエキスパートな人がいっぱい揃っていて、かっこいいし一緒に仕事ができてすごく光栄です。ビジネスマナーなど細かいところからすべて丁寧に教えていただけるので、自分の身になるようなことも学ぶことも多く、すごく良い環境です。

今後エイベックスで叶えたいことは？

自分の好きなダンスミュージックを、日本で再ブーム化させることです。
ダンスミュージックって、HipHopとかEDMとかジャンルが多すぎて結構定義が曖昧なのですが、人の心や体を踊らせるようなジャンルが世界中にはいっぱいあるということを、もっと日本に浸透させたいです。 1年目でまさか担当を持たせていただけるとは思っていなかったので、このチャンスにしっかり食らいついて、いずれ担当アーティストを掛け持ちして、既存のアーティストを最大化させるだけではなく、新しいアーティストを1から作り出したり、マルチになんでもできる人間に自分を成長させていきたいなと思っています。