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「ポリエステルと綿が混ざった生地に防炎加工できない?」
「和紙糸で織られた生地なんだけど加工できる?」

かつては綿100%が生地の当たり前だった時代が、現在は多種多様な繊維が開発され、
さらにそれらの繊維を一つの生地上で複数使う「複合繊維」もたくさん登場してきています。

今まで当社で手掛けてきた加工レパートリーも素材が変われば処方も変わる。
その繊維は熱に弱いのか、アルカリ処理しても問題ないか、撥水性は機能するのか、などなど、
繊維と化学と加工工程の知識をフル活用して、生地の加工工程を設計し、
仕上がりが基準を満たした品質かを試験する仕事です。

お客様も初めて作る生地については、まず少量の生地を弊社に預けて試験を行い、
成功したら量産するというプロセスを踏みます。

工程設計者は過去事例や素材、化学知識から、使用できる薬剤、工程を特定し、
きっとこういう処理をすれば目指す生地ができあがるだろうという仮説を置きます。

そしてお預かりした生地を使い、実際に加工してみて、
不具合がでれば原因特定し、次の仮説を置き、改善して再度加工して、
という試行錯誤を繰り返します。

顧客の期待に応えられた時は大きな達成感を味わうことができます。

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山田 晃平

浜松事業所 技術課 2022年入社

静岡県の大学院(化学系)を卒業し、東海染工に新卒入社。
初年度は撥水性、収縮率などの品質基準の試験を担当し、
2年目より工程設計の業務を担当。
営業からの問い合わせにスピーディかつ分かりやすく回答しており、
営業からもお客様からも大好評です。

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