この黒点は柄の一部なのか汚れなのか?
機械には判別できなかったという。
加工完了した生地はすべて検査課に持ち込まれてきます。
そして10台ほどの検反機で、
1人当たり毎日1万M以上の生地を目で品質チェックしています。
生地をガラガラとすごいスピードで流しながらチェックし、
汚れや色ムラ、シワなどの不備を発見したら、
ストップして印をつけ、不合格のエリアを特定し、
仕分けて出荷したり、再加工に回したりします。
出荷できて初めて売上になるため、
品質を担保しながら、
どれだけたくさん検査出荷できるかが求められる職場です。
目でチェックすると言っても、
1色でできた生地もあれば、
抽象的な柄、グラデーション柄、飛び柄など
様々な生地をチェックします。
正解のイメージを頭に入れ、
柄の一部なのか汚れなのかも判別しなければなりません。
一度検査業務を機械化できないかテストをしたそうですが、
汚れか柄の一部かを判別できずに頓挫したそう。
また特定の不備が増加傾向にあれば
生産側に報告し改善につなげるなど、
まさに品質の砦の部署です。

落合 ひかり
浜松事業所 検査課 2024年入社
青森県の大学(動物資源科学科)を卒業し、
東海染工に新卒入社。
裁縫が趣味で小学生のころからミシンで裁縫している。
細かなことをコツコツやるのが好きで検査業務を希望。
現在は出荷業務から勉強し始めている。
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