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色がよくて買った服ってある。
柄を見た瞬間、何のお店の制服かすぐにわかる。

 

衣料にとって重要な要素である色や柄。
それがよくて服が購入されたり、
お店の制服を通じてブランド表現がなされたりします。

その色や柄を三原色からドンピシャリでレシピを作り、
調液し、機械を使って染めていくのがこの工程。

色を作るだけならまだ簡単。
測色機という機械を使えば、ある程度の配合率は自動で出てきます。

しかし、実際は太い繊維でできた生地や、
綿95%テトロン5%でできた生地などに染めた結果の色が
ドンピシャリでなくてはなりません。

 

色は光の波長です。光源によって違う色に見えます。
そのため、お客様と同じ光源で色を見なければなりません。

柄は全体の世界観が重要。
柄の1色1色がドンピシャリでも
生地上で全体として柄を見た時に、
世界観が異なっていてはいけません。

必要なのは丁寧さと色の識別力と経験。
正確に測って混ぜる、
ちょっと黄色を足して汚した方が柄の世界観はまとまる、
湿度が高いから糊を多めに混ぜる、
などまさに職人レベルの仕事です。

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大石 采佳

浜松事業所 生産2課捺染係 2023年入社

愛知県の大学(芸術系)を卒業し、東海染工に新卒入社。
持ち前の丁寧さと色のセンスが活かされ、
配属後すぐに即戦力として活躍。

染料の入った大きなバケツに
足をかけてハンドミキサーで混ぜていたり、
色を見比べるまなざしなど、
既に職人のオーラが出てきています。

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