現在は、仮撚り機(糸の加工機)の新機種開発に携わっています。
学生時代は一つのテーマに3年間取り組んでいましたが、今は複数の設計を数週間から数ヶ月のスパンで並行して進めています。仕事のサイクルは速くなりましたが、学生時代に培ったロジカルな考え方は大いに役立っています。
学生時代、私は演劇部のキャストとして活動しており、発声や表現力を磨いていました。仕事で電話対応をする際、元気よくハキハキとした口調を意識していたところ、別部署の方から『電話対応が素晴らしい』と褒められました。演劇で培った発声や表現力が今でも役立っていることを実感でき、快活なコミュニケーションの重要性を改めて感じました。
複数の設計案件を抱えて遅れが出てしまった時に先輩から頂いた「あなたはタスクを全部同じ優先度で並べている」という指摘です。当時私はすべてのタスクを同じ重要度で進め、どれも中途半端になってしまっていました。
先輩からの「所要時間や緊急度を考慮してタスクにランクづけをし、進捗管理を行う」というアドバイスを意識することで、効率的な作業進行ができるようになりました。
今後の目標は、より規模の大きいシステムや全体の設計を自分一人で任されるようになることです。現在はOJTの先輩のサポートを受けながら、機械の一部の設計を担当していますが、将来的には設計のスキルをさらに深めるだけでなく、プロジェクト全体を見渡し、調整や課題解決を自分の力で行えるようになりたいと考えています。
自分の力で大きなプロジェクトを担当し、リーダーシップを発揮できる設計担当者を目指していきます。
私が入社を決めた理由は、将来性の高さに魅力を感じたからです。TMTは世界シェア40%を誇り、衣食住の「衣」の分野を支える事業を展開しています。人々の生活に欠かせない分野であるため、今後も安定した需要が期待できます。
また営業利益率が高く、強固な経営基盤を持っていることも決め手の一つでした。そうした安定性のある会社で専門性を磨きながら働けることに魅力を感じ、入社を決意しました。
就職活動では、「自分が何をやりたいのか」を具体的にイメージすることが大切です。私は、完成品メーカーで幅広い設計開発に携わる仕事がしたいと考えていました。単なる部品設計ではなく、製品全体の構造や機能を考えながら開発に関わることで、より大きな視点でモノづくりに携われる環境を求めていました。
現在、まさにTMTでまさにそのような業務に携わることができ、製品開発の奥深さを実感しています。皆さんも自分が携わりたい仕事のイメージを明確にし、それが叶う環境を探してみてください。