Our Business
事業内容

01 紡糸機 (糸をつくる)
身の回りでよく使われている「糸」をこの世に生み出す最初の工程がこの『紡糸機』です。糸の原料であるチップを高熱で溶かし小さな穴から押し出して繊維状にする機械です。実は1本の糸は何十本もの細い糸を撚り合わせて作られているのです。TMTにはポリエステルやナイロンはもちろん、マイクロファイバー、高強力&低収縮糸や、さらには近年注目を集める新素材にいたるまで、あらゆる合繊紡糸プロセスで畜積されたノウハウと高度なエンジニアリング力があります。
02 高速テークアップワインダー (糸を巻き取る)
紡糸機で製造された糸を綺麗に巻き取っていく為の機械です。「パッケージ」と呼はれる大きな「糸のまき玉」をつくる機械です。皆さんも昔、家庭科の授業でミシンに糸をセットした経験があると思います。この機械はその時にセットした糸の何十倍もの大きさの「パッケージ」を生産します。この機械は、二本の軸(ホビンホルダー)がそれぞれ回転し糸を高速で巻き取っていきます。そのホビンホルダーは最長1.800mmにして片持ち構造、百数十キロの荷重を掛けて高速て回転させても、低振動、低騒音、長時間の稼働が可能で、TMTの技術力を結集させて作られた機械です。


03 高速延伸仮撚機 (DTY) (糸を加工する)
この仮撚機(DTY)は、糸を撚って(ねじる)熱を加えることで、伸縮性のある糸や天然繊維のような質感の糸に加工する(糸に付加価値を加える)ための機械です。この機械で加工された糸(DTY糸)は伸縮性以外にも、吸湿速乾、サーモウェアなど現在のトレンドである機能性衣類に欠かせない繊維となります。皆さんが普段何気なく着ている服に使われている一本一本の糸にも実は様々な工夫がされているのです。これからもより機能性の高い繊維を生み出すために、TMTの機械が市場から期待される役割はとても大きいです。