私の仕事は、糸や機械の評価試験をする事です。
お客様から「こんな糸を作って欲しい」と依頼が来ると、社内で試験をして要求に合う糸を作り、お客様に提供します。
そうすることで、お客様にTMTの機械の性能をアピールしています。
他にも、必要に応じて新しい機械の開発提案や設計も行います。
また、福井高専と共同研究を進め、そのための試験機の設計も担当。
試験業務だけでなく、様々な経験を積める環境です。
学生時代、私は積極的に周囲とコミュニケーションを取ることを大切にしていました。先生や先輩とは授業のことだけでなく雑談を交えながら関係を築き、部活動では遠征や練習試合を通じて他校の先生や生徒とも交流しました。
さらに、実家の店ではお客様との会話を楽しみながら接客をしていました。この経験のおかげで、社会人になってからも臆せず周囲に相談し、協力を得ながら仕事を円滑に進める力が身につきました。
配属時に上司から「会議での積極的な発言を見て、ぜひうちの部署に来てほしいと思った」と言われたことが強く印象に残っています。それまで自分では積極性やコミュニケーション能力を特別な強みとは思っていませんでしたが、この言葉をきっかけに自覚するようになりました。その結果、課題に直面した際も周囲と積極的に相談し、一人では解決できなかった問題をチームの力を借りて乗り越えることができました。
私の目標は、次世代の糸を開発することです。その実現に向けて、市場調査や顧客ニーズの確認を行い、求められる性能を把握しています。
また、機械の長所を活かしながら短所を改善する方法を模索し、糸に関する理論の勉強にも励んでいます。これらの知識をもとに、自身で試験装置を作成し、新しい理論を解明するための試験に挑戦したいと考えています。技術と知識を積み重ねながら、理想の糸を生み出せるよう取り組んでいきます。
TMTに入社を決めた理由は、高専卒でありながら技術系・開発設計業務に携われる点に魅力を感じたからです。
他の企業では高専卒の募集職種が保守メンテナンス中心であることが多い中、TMTは総合職としての採用を行っており、私のやりたいことと一致していました。また、衣食住のいずれかに関わる仕事をしたいと考えていた中で、TMTは繊維業界の根底を支える企業であり、その影響力の大きさに惹かれ入社を決意しました。
就職活動では、自分が大切にしたい優先順位を明確にし、それに合った企業を選ぶことが重要です。私は「開発業務がしたい」「衣食住に関わる仕事がしたい」「関西圏で働きたい」という軸で企業を選びました。
TMTでは、高専卒でも開発業務に携われるだけでなく、自分のやりたいことを相談しながら挑戦できる環境があります。さらに、技術系の事務所が京都にあり、安定した生活基盤を築ける点も魅力です。自分に合った企業を見つけ、納得のいく選択をしてください!