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INTERVIEW社員インタビュー

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海老名工場

東 航汰2019年入社

農学部水産学科卒

海や魚が好きで、学生時代は水産学科でサンゴの細菌について研究。友人の多くは水産系の食品メーカーを志望していたが、忙しい学生時代、毎日のようにYKベーキングカンパニーのパンを食べていたことから、パンメーカーを検討するように。YKベーキングカンパニーの説明会や面接時に感じた「温かな社風」に惹かれたことが、入社の決め手となった。

消耗品の管理から新製品の量産立会まで、幅広い業務に携わり、パン作りを支える

海老名工場には食パンや菓子パンなど7つの製造ラインがあり、パンの生産を担う製造スタッフや製造設備を管理する工務課のスタッフなど、さまざまな社員がパン作りに携わっています。私は入社1年目の秋まで工務課に在籍し、工場内設備の点検や不具合対応を経験したほか、製造現場の改善活動に従事。1年目の秋からは生産スタッフとして、製造現場をサポートする業務に携わっています。

仕事の内容は、製造事務や消耗品の発注・管理、新製品関連業務など多岐にわたります。製造事務は、製造状況を日々確認し、ロスや過剰生産などがあれば集計して上司に報告。消耗品の発注・管理業務は、製造時に使用する衛生手袋といった消耗品の在庫を管理し、過不足が出ないよう適宜、発注を行います。新製品関連業務は、消費期限の策定や生産ラインで量産のテストを行う日程の調整、量産の立ち会い、サンプルの検品など。このほか、報告書作成や生産時に使用するチェックシートの作成や棚卸しなども仕事に含まれます。

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現場の改善要求に応え、
製造スタッフの負担軽減に貢献!

事務や管理的な立場からパン製造を支える立場にいるため、「現場の役に立てた」という実感があると、大きなやりがいを感じます。先日は、「食パンの製造で規格よりも軽いパンが出てロスになってしまう」という意見を現場からもらい、改善に取り組みました。まずは生地を分割した際の重量データを可視化し、製造ラインの責任者と共有。このデータをもとに製造ラインの責任者が改善に取り組むことで、製造時のロスを減らすことができました。このように、現場から「困っているので助けてほしい」と依頼をもらうことがよくあります。その依頼に応えた結果、製造現場で働く人々の負担が少しでも軽減できると、「頑張って取り組んでよかった」と思います。

最近は後輩の指導も担うようになりました。私自身、新人時代に先輩や上司に何度も助けてもらった経験があるので、後輩には「大丈夫? わからないことがあったらすぐに聞いてね」と、常日頃から声をかけるよう心がけています。現場の要望に対応している後輩はとても頼もしく、成長する様子が感じられてとても嬉しいですね。後輩が成長する姿を見ることもまた、やりがいの一つになっています。

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やる気のある若手社員が活躍できる会社。尊敬する上司や先輩が私の目標。

YKベーキングカンパニーは社員思いの会社で、特に若手社員は早い時期からさまざまなことにチャレンジできます。私自身、これまで安全衛生委員会や過剰生産削減プロジェクトなどに参加してきました。今年は、製造部門を代表して新製品開発プロジェクトに参加。開発や営業、生産管理など、さまざまな部門の社員と一緒に製品開発に取り組むことで視野が広がり、新たな学びや気づきをたくさん得ることができました。

最初に配属になった工務課も現在の部署も、やさしく温かな上司や先輩が多く、「先輩方に少しでも近づきたい」という思いで仕事に取り組んできました。ライン作業で困っている社員がいると、サッと現場に駆けつけて、すぐさま解決する先輩は、現場はもちろん上司からも信頼されていて、まさに私にとって理想の存在です。少しでも尊敬する先輩に近づけるよう、引き続き全力で一つひとつの仕事に取り組んでいくつもりです。

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物事に向き合う積極的な姿勢を
仕事に生かしてほしい

どんなに環境を整備したとしても、製造現場は常に動いているため、課題がつきものです。今、現場で何が起こっているのか。どんな課題があり、どのように改善することができるのか。私たちの仕事は、「現場をより良くしていく」という視点を抱いて努力を続ける姿勢が求められるのだと思います。そして、現場の要求に応えるのはもちろん、周囲を観察し、「気づき」を得て積極的に改善していく姿勢も必要です。「ものごとに対して積極的に取り組み、常に成長していきたい」という考えを持つ学生さんが、私たちの仕事に興味をもってくれたら嬉しいです。

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