数理最適化を使ってスケジュール作成を自動化する

M.O.large

M.O. (入社1年目)

数理計画部

神戸大学  農学研究科 資源生命科学専攻 卒

INTERVIEW

これが私の仕事 数理最適化ソフトウェアを使ってスケジュール作成を自動化する

自社開発のソフトウェアNumerical optimizerを使って、勤務スケジュールやテレビCMのスケジュールの作成などを自動化しています。具体的には、スケジュールを組む上でのルールをお聞きし、それを数式に落としこんだモデルを作成し、ソルバーで解く、というような仕事です。

案件以外では新人研修の一環として数理計画の本を読んでゼミ発表のようなことをしていました。また、自分以外の人がどのような問題に取り組んでいるのか聞ける勉強会のような機会もあります。私は大学で専門に数理計画を勉強していたわけではないので当初は不安もありましたが、勉強や質問の機会がしっかりあって安心して仕事に取り組めています。

この仕事が好き モデル化の中で問題が明瞭になる

モデルを作成して実行し、結果のフィードバックをもらい、それを元にモデルを修正する…というようなお客様とのやり取りがあります。もちろん最初から良い結果が出ればよいのですが、結果がお客様にとって不十分なものだった場合、何が足りないのかを調べることでスケジュールを作る人が無意識のうちに工夫していた点が明瞭になってきます。

現実の問題を数式に落とし込むことで問題が明確になっていくのを見るのが面白いと思っています。

私がこの会社を選んだ理由 難解な技術を誰でも使えるようにすることに魅力を感じた

もともと専門的な知識を使って現実社会の問題解決をする職に興味がありました。当社を知ったのは修士1年の頃、大学のプログラムで参加できるインターン先の一覧にあったのがきっかけです 。

その際、実際にNumerical optimizerを使わせていただきました。問題を解くことが面白かったのはもちろん、素人同然の自分でも簡単に使えたことに驚いたのを覚えています。

専門的な勉強をしていない人だと利用するのが難しい数理計画法を、一般の人でも使えるソフトウェアがあるのは現実社会の問題解決をする上で大きな意味があると感じました。それ以降、そういったソフトウェア開発にも興味を持つようになり、専門性を高めながら受託開発と自社ソフトウェア開発などいろいろな仕事に関わることができるという点を重視して当社を選びました。

MESSAGE

自分は一般に就活受けすると言われるような派手な経験はありませんでした。
就活前は自信がありませんでしたが、自分がこつこつ勉強や研究をしてきたことを評価してくださる企業もたくさんあったし、そういった会社が「相性のいい」会社なのだと感じました。
自分に合った会社に出会えるよう、いろいろな会社の人と話してみるのをおすすめします。就活がんばってください!