社員インタビュー
Interview
アートコーディネーター
徳永 法子
アートコーディネート部
2018年入社
芸術学部写真学科卒業
お菓子作りやアクセサリーの自作、バンド活動など、興味あることすべてにチャレンジ。特にテレビ番組が大好きで、小学3年生の時に父の友人が経営する大道具会社を見学し、「ドラマ用のセット」を見て衝撃を受けて以来、「これはセットなのかロケなのか」という視点でドラマを観るクセがつく。その後、大道具会社でアルバイトをはじめ、大学では写真を専攻。大道具会社の社長に「面白いことができる会社があるよ」と勧めてもらったフジアールに入社。
美術チームを率いて、
バラエティ番組の美術を用意
私は2018年に新卒でフジアールに入社し、研修を経てCXバラエティ班に配属となりました。入社2年目の4月に独り立ちをし、現在はアートコーディネーターとして「めざましテレビ」や「新しいカギ」「ウワサのお客さま」「ウマウマ!」などのバラエティ番組を担当しています。
アートコーディネーターは、番組で使用する美術を用意する「美術チームの現場監督」のような存在です。たとえば毎週放送しているレギュラー番組の場合、隔週で一度に2~3回分まとめて収録します。収録日の数日前にスケジュールと美術の発注書をいただき、アシスタントディレクターと「どのような美術が必要か」について一つひとつすり合わせをします。そして、すり合わせた内容をもとに協力会社に小道具などの製作を発注。収録前日にセットを組んで、本番に臨みます。収録当日は出演者にセットや仕掛けの仕組みについて説明したり、リハーサルでモニターを確認し、小道具の位置などを調整します。リスク管理も大切な仕事で、常に周囲を見渡しながら安全かつスムーズに収録できるようサポートしていきます。
自分らしさをとことん出したら、
指名をいただけるようになった!
入社から現在を振り返って感じるのは、とにかく中身が濃くて、充実した日々を送ってきたなということ。もともと好奇心旺盛で興味あることに積極的にチャレンジしてきましたが、そんな私の性格が仕事にも大いに生かされています。
レギュラー番組と特番を先輩から引き継いで独り立ちした頃の私は、やる気満々で。「完璧に仕事をしなきゃ」と気負いすぎていました。遊び心いっぱいに仕事に取り組む先輩を見て、「自分らしいスタイルでいいんだ」と気づいたんです。そこからは、自分らしさを全力で出していきました。たとえばリハーサルで「位置決めのため、誰かここに座って」とアシスタントディレクターが叫んだら、いち早く「私やります!」と手を挙げる。リハーサルで出演者に代わって台本を読む時も棒読みはせず、抑揚をつけまくる。誰よりも積極的に前進する自分の性格を包み隠さず表に出すようにしたら、「フジアールに面白い子がいる」「とにかくリハがうまいらしい」と謎の噂が広まりました。それが功を奏したのかはわかりませんが、気がつくと「次も徳永に」と指名をいただけるようになったのです。
今までもこれからも、
フジテレビ美術が一番!
掛け値なしに、今の仕事は私の「天職」だと思っています。出演者と子どもたちが学校でかくれんぼをする企画でさまざまな隠れ場所を作るのですが、私たち美術チームは「絶対にバレない隠れ場所を作ろう」と本気で仕掛けづくりに取り組みます。美術セットに見慣れている出演者でも驚くぐらいの完成度で、そこに出演者が隠れると、子どもたちはなかなか気づきません。撮影のたびに、その様子をモニター越しにニヤニヤしながら観ています。もちろん、一番の喜びは、視聴者に番組を楽しんでいただけること。SNSで視聴者の反応を知るたびに、「頑張って良かった」と思います。
フジアールはフジテレビの美術センターを母体としていて、その後、美術センターが分社・独立して今に至っています。そのため、私たち社員は「フジテレビ美術」としての長い歴史と伝統を受け継いでいます。私の目標は、先輩方が築いてきたフジテレビ美術の伝統を継承しながらも、一方では新しいことに貪欲に挑戦していくこと。トライ&エラーを繰り返しながら進化を続けていきたいと思っています。そして、「やっぱりフジテレビ美術が一番だね」と言ってもらえるような成果をたくさん打ち出していきたいです。
遊び心を発揮して、
仕事をとことん楽しもう!
子どもの頃、好きなことにワクワクした経験を大人になった今も大切にしている人なら、きっとフジアールで楽しく働けると思います。入社前、「私は人見知りだから」「話すのはあまり得意じゃない」と言っていた人が、入社後、水を得た魚のようにのびのびと働くケースを私は何人も見てきました。特にバラエティ番組の美術では、出演者をボタン一つで落とし穴に落とすことだってできちゃいます。「デスクワークは向いていない」「普通の仕事では物足りない」と思っている方にもオススメです!
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