社員インタビュー1-1

処方設計、効果確認、成分分析など。 幅広い研究開発に携わる。

スキンケア商品の開発の部署におりますが、その中でも「美白」に関する研究開発が私の仕事です。担当ブランドは、「エクイタンス」です。処方設計、有効性確認効果はもちろんですが、品質についても厳しく管理しています。医薬部外品では最低三年間は有効成分量が大きく変わらないように処方しなければなりません。液が分離しないか、においが変わらないか、温度の変化によって品質が劣化しないかなど、化学的にさまざまな角度から物性の鑑定をし、合格したものだけが世に送り出されます。「理想的な使用感の実現」、「効果の追及」、「品質の保持」。ひとつの商品に様々な研究要素が含まれています。多くの会社では研究部署内でそれらを分業しますが、サンスターでは商品担当者がそれらの要素すべてに携わります。商品に対する様々な研究要素を詳細まで理解している方が、商品化していくというプロセスは実に合理的です。つくったものを自分で分析して、その是非をその場で判断できる。処方検討の幅も広がる。それによって、開発がスピーディになり、結果、商品が世の中に早く出る。お客様から見ても、すごくいい話だと思います。

看板商品「エクイタンス」を 担当できたこと。 何よりのやりがいであり、財産です。

お客様の潜在的なニーズや今後の市場性など、マーケティング的なことも一緒に考えられているのがいいと思います。それによって、調査結果や世の中のニーズの変化に合わせて処方を変えるなど、臨機応変に市場に対応することも可能になりますので。一般的に商品化までに要する期間は1年ぐらい、有効成分が入った医薬部外品というジャンルの商品なら約2年ですが、この商品は3年という時間をかけました。有効性と品質の研究に高い目標がありましたからね。3年前に美白の研究開発の選任担当になったのですが、ひとりでその商品全体に気をくばりながら仕事を進められる、責任のあるポジションです。サンスターでは入社1年目や2年目からでも、どんどん現場の責任者として商品の開発に当たれるのですが、私も入社後すぐ美白の有効成分の基礎研究と並行して、サロン用の化粧水の商品開発を担当させていただきました。そんな中、5年目に看板商品の開発リーダーに抜擢されたというわけです。基礎研究と商品開発、その両方を並行してやってきたことが、いまの仕事には活きています。

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口の健康から身体の健康へ という大きなビジョン、 大きな可能性を感じました。

大学時代は組織再生の研究をしていました。社会に出たらまずは研究職、さらに人や人の生活の支えになる仕事がしたかったので、健康に関する事業をしていたサンスターに興味を持ちました。とくに注目したのが社是。「常に人々の健康の増進と生活文化の向上に奉仕する」という考え方が、私の信条と同じだったのです。One and Only Uniqueness、自分らしく!と話も伺い、サンスターにしかできないことがあるんじゃないかと思い入社しました。それまではオーラルケアが中心と思っていましたが、まったくそうじゃない。そこには口から身体へという大きな考え方があり、さらにはもっと大きな可能性や未来がある。研究基盤がしっかりしていて、さらに多種多様な分野に挑戦・展開していけるチカラのある企業だと思いました。どんな分野にもチャレンジしていけそう。そういう環境に身をおいて、チャレンジしていきたい。ますます面白くなる会社だと思ったのです。

美白市場をどう育てていくか。夢の開発は 次の舞台へと広がっていきます。

商品開発に際に品質面で課題がある場合、いろんな切り口で調査や実験をします。通常はその商品に使えるデータだけを残し整理しますが、私の場合はすべて捨てずに残してあります。何か別のことに使えるんじゃないかと。諦めが悪いんですね。でも、実際に取っておいたデータが他の商品の開発に使えたりしたこともあります。私の諦めの悪さも、まんざら無駄ではないのではと思っています。「エクイタンス」も発売にはなりましたが、まだまだこれからですね。ここで満足してはいけないと思います。処方的には自信をもって勝負できると思っていますが、商品的に社会や大手に一石を投じられたわけではありません。美白の市場をしっかりと育てていきたいと思います。私は研究という立場ですが、宣伝やマーケティングや営業の現場などにも入らせてもらえるケースが多く、どういう風に商品を売っていくかを、トータルに考えていきたいと思います。こういう売り方をしたいから、こんな根拠データが欲しいというニーズにも応えていく。美白のプロフェッショナルとして、後輩にも教えていきたいし、業界的にもリードしていきたい。日々そう感じて研究開発に打ち込んでいます。

ある1日のスケジュール

7:00

起床、出勤準備
音楽を聴きながら電車で出勤

9:00

始業、朝礼、メール確認
試作実験

12:00

昼食

13:00

試作品物性測定
資料作成
ミーティング
資料作成、メール確認

18:00

終業、音楽を聴きながら電車で帰宅

19:00

夕食&お風呂
録画した朝ドラや海外ドラマを視聴
就寝

社員インタビュー1-8
社員インタビュー1-9

メガネは10本以上持っています。
気分によってメガネを変えています。


※先輩社員の年次、所属は取材時のものです。

◆ 社員インタビュー

[消費財] 研究開発職 生産技術職 

営業職 マーケティング職

[生産財] 研究開発職 生産技術職 

営業職

[コーポレート] 財務職

◆ 特集1:いま、生産財が面白い

8つのワクワク

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