INTERVIEW

「適正」ではなく、「適性」を判断する。
企業と応募者における、適性検査のメリットとは

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PROFILE

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アセスメントソリューショングループ 部長

2005年新卒入社。適性アセスメント事業の企画営業職としてキャリアをスタート。その後、営業支援やマーケティングの部署を経験したのち、適性アセスメント事業およびメンタルヘルス支援事業の既存顧客支援部隊の立ち上げに携わる。現在は部長として、適性アセスメント事業、メンタルヘルス支援事業の拡大を担う。

「適性検査」と訊くと、身構えてしまう。きっとそういう人が大半だと思います。適性検査=応募者を不合格にするためのもの、というイメージの方もいらっしゃるかもしれません。
ヒューマネージで適性検査事業に携わっているメンバーは、一人ひとり、「好きな適性検査」があります。新しいメンバーを迎えるときに、「僕が好きな適性検査は、○○です」「私が好きな適性検査は、□□です」と自己紹介に出てくるほど。それは、自分の会社のサービスだから、ではなく、みな「ヒューマネージの適性検査は、“これから”の時代をよくするイイモノだ」と思えているからです。
今回は、そんなメンバーを率いて適性検査事業拡大を担う部長に話を聞きました。(自分の会社のサービスを、胸を張って「イイモノ」と言えるのは、実はとっても幸せなことなのです)

当社が考える“人材のあるべき姿”を考えて調査研究を進めています。

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当社事業の3本柱のひとつ、適性アセスメント事業について簡単に教えてください

皆さんがイメージしやすいところで言いますと、適性検査の開発・提供をしている事業です。新卒・中途採用の面接や採用後の配属、職種転換などの場面で、その方がどのような人材なのか、どのような強みを持っているのかなどを判断するための適性検査を提案・提供しています。ただ適性検査を提供しているだけではなく、「その企業にマッチしているのはどういう人材か」「そのような人材が“入社したい”と思う選考はどういうものか」「入社後、どのような配属をすれば期待するパフォーマンスがあげられるか」など、求める人材像の策定から選考手法のご提案、面接官トレーニング、入社後活躍の提案まで行っています。

−“適正”検査ではなくて、“適性”検査であるのはなぜでしょうか。

適正という言葉を辞書で調べると「適正な価格」とか「適正な運用」と出てきます。要は「正しいか、正しくないか」ですね。でも僕たちの仕事はその人の能力や成長の可能性、そういった「性質」を扱う仕事。だから“性”という言葉が使われています。
人にはいろいろな能力があります。弱みも含めてその人の良さを評価し、その会社でしっかりと成果を出せるかどうかを判断することが大切なんです。

−「開発」ということは、ヒューマネージでは適性検査そのものもつくっているんですか?

はい。ヒューマネージが提供している検査は、すべて自社で開発したものになります。心理学や統計学を用いた科学的な理論・手法に基づいて商品開発を行い、多彩なラインナップを揃えました。人材に対する世の中のニーズや、当社が考える“あるべき姿”を考えて調査研究を進めています。また、作って終わりではなく、そこからお客さまに合わせた効果的な使い方を提案していくコンサルティング業務も重要な仕事です。

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適性検査があるからこそ、応募者の強みを正確に知ることができるんです。

−適性検査というと学力テストや性格テストというイメージがあるのですが、ヒューマネージの適性検査の特徴はどういったところなのでしょうか。

もちろん、知的能力を測る学力検査や基本的な性格検査も重要な視点ではあります。ただ、当社の適性検査は“その人が実際に会社に入って成果を上げられるかどうか”ということを重要視しています。単なる学力検査や性格検査だけでは、そこが分からないんですよね。いわゆる優秀と言われている一流大学出身の方が必ず仕事ができるというわけではないし、性格が良いということだけではその会社に合った人材かどうかは分かりません。知識をただ持っているだけではなくて、その知識を活用して成果を出すことができるか。それまで経験したことのない環境でも、いつも通りのパフォーマンスを出せるか。仕事に幸せを感じることができるか…など、当社が提供している適性検査は、「その企業で活躍できるか?」という視点で判断するためのアセスメントになっています。

−人材を見極めるためには、多角的な視点が必要なのですね。

そう。でも、面接だけでその人を見極めるのはとても難しい。時間も限られていますし、面接官も人ですから、どうしても主観が入ってしまう。面接官の主観だけで合否が決められてしまったら、それは応募者の方にとっても企業にとってもダメな採用です。
そこを、科学的な知見を備えた当社の適性検査がサポートするんです。適性検査=人を「落とす」ためのものと思われがちなんですが、そうではなく、科学的な視点でその人を見るというのが適性検査の存在意義です。つまり、適性検査があるからこそ、応募者の強みをより正確に知ることができる。さらに、当社の適性検査を活用することで、面接官もしっかりと応募者を理解できるようになる。そこが当社の適性検査の強みです。

−面接においては、適性検査の結果はどのように活かされているのでしょうか。

たとえば、その応募者の良さは協調性だったとします。それを事前に適性検査で確認して相手の強みを知っておき、協調性を発揮した経験について質問すれば、相手の良さが引き出せますよね。面接官も聞くべき質問を準備できるし、学生もアピールしたい部分を聞いてもらえる。つまり、お互いに気持ちのいい面接ができるんです。

自分をごまかさず、がんばってきたことに自信をもって適性検査に臨んでほしい。

−ちなみに、適性検査で自分をよく見せようとごまかすことはできるんですか?

統計学や心理学の手法を使って、虚偽の回答はわかるよう開発されています。そもそもウソついて入社しても得しないよって伝えたい(笑)相手が自分のことをよく見せようとする態度って、面接官には分かっちゃいますしね。当社の適性検査のメリットは“ポジティブチェック”であることなので、そこを理解して受けてもらえると良いなと思います。何より、様々なお客様のご支援をしてきて思うのですが、「A社で活躍する人材」と「B社で活躍する人材」は本当に違うんです。A社に残念ながらご縁がなかったとしても、それはマッチングの問題であって、合う会社はほかにあるというのが私自身の実感です。自分をごまかしたりせず、20数年間かけて培ってきた自分をぶつけていただきたいです。

−自分の強みを知ってもらえるのは、学生にとって嬉しいことですよね。適性検査に対する見方が変わります。

私も応募者の方の面接をするときは、出来る限り良いところを引き出せるように心掛けています。だって魅力的な人と一緒に働きたいじゃないですか。これからずっと一緒に働く仲間を決めるわけですから、面接官だって真剣です。変に心配せず、自信をもって臨んでほしいと思います。