PEOPLE

ハウス食品で働く人

ハウス食品㈱ 奈良工場 品質課

T.D

2020年入社

品質

若手社員

2020年 ハウス食品㈱ 関東工場 品質課
2023年 ハウス食品㈱ 奈良工場 品質課

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現在のお仕事内容とその醍醐味、やりがいについて教えてください

カレーパウダーや瓶詰めスパイス製品の品質管理を担当しています。品質管理の仕事は、製品出荷可否を判断する官能検査・分析だけでなく、新製品のライン適正確認やFSSC22000推進、トラブル・お客様ご指摘対応、テーマ業務など多岐にわたります。中でも、テーマ業務は現場の課題をこれまでの品質を担保しながら解決する仕事で、プラント担当の腕の見せ所です。

とある1日のスケジュール

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6:00

勤務開始、深夜番からの引継ぎ

7:00

メール確認、1日の業務内容の優先度付け、早番の時間のルーティンワーク

9:00

テーマ業務に必要なラボスケールの分析、分析結果と今後の進め方について上司とディスカッション

10:00

昼食

13:00

製造課とテーマ業務や新製品導入に当たっての打合せ

14:30

勤務終了

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自身のこれまでのキャリアの中で印象に残っているエピソードを教えてください

新規設備を導入することで、スパイスの粉砕過程で発生するロス量を大幅に削減できたことです。長年、スパイス粉砕工程で発生するロスとその処理に時間を要する課題がありました。ロス発生メカニズムを現場の方々と仮説検証しながら、ラボスケールで対応策の検討を進めました。その際、品質課ならではの分析手法を用いて対応策を提案し、新規設備を導入することでロス発生量を削減できることを見出しました。新規設備の導入を実現したものの、思い描いた通りの結果が得られるか生産するまで不安でしたが、いざ新規設備が動き出すと想定以上にロス量が削減され、製造現場の作業性も改善することができました。現場の方々と同じ方向を向いて、長年の課題を解決することができ、非常にやりがいを感じた一件でした。

今後の人生・キャリアの中でチャレンジしたいことを教えてください
そのために今、意識していることを教えてください

スパイスを通じた事業作りや調達柔軟性に貢献できるような人材になりたいと考えています。そのために、今担当しているプラントの仕組みや課題、求められる品質レベルの理解を深めることを意識しています。品質職としては、微生物制御の考え方や理化学分析、統計などベースとなる知識を業務の中で活用し、成果に結び付けていきたいと考えています。

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私自身、2年目から立ち上げ直後のレトルトプラントでレンジパウチ導入担当をするなど、若手から責任ある仕事を任せてもらえる環境があります。大変なこともありましたが、上司と相談したり、周りの温かいサポートを受けたりしながら、なんとか導入することができました。今では、若いうちから非常に有意義な経験をさせて頂いたと感じています。