2013年入社

経営管理本部 人事・総務部

Work - 仕事内容

 私は人事・総務部の中で人事労務管理と呼ばれる業務をメインに担当しています。人事と名の付く部署は採用や研修などのイメージが強いかもしれませんが、給与計算や社会保険手続きの対応を行ったり、各部署に確認した人事評価の結果を取りまとめ、賞与や昇格・昇給に反映させるといった業務が私の主な仕事です。現在はそれらの業務と並行して人事制度の改定プロジェクトも進めており、社員が高いモチベーションで働き続けられるような会社にできるよう、様々な制度改定案を検討しています。

Career  キャリア転換

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 入社後の7年間、エラストマー製品の営業部署で国内営業や台湾、韓国、ベトナムといった海外マーケティングなどの販売関連業務を行いました。それに加え、計数管理などの部署運営に関わる業務も経験し、2020年に現在の人事・総務部に異動をしました。
 営業部署で国内外での営業や部署運営関連の業務などを経験し、更により多くの業務を経験してみたいと考えていた私にとって、間接部門への異動は良い機会であったと思います。営業部署での部署運営業務を通して、一緒に働く社員の仕事が業績に与える影響を客観的に見ることができたことで仕事に対する視野が広がり、売上に直結しない管理部門の業務に興味を持ち出していました。実際に、会社の制度を新たに作っていく現在の仕事になり、こうした方が良いと自分自身の考えを持つ機会も増えたと感じています。

 現在の人事・総務部の仕事は営業部署での経験とは全く違う分野の仕事であるため戸惑うことも多いです。社内の人事制度から社会保険や税金の仕組みなど、これまで全く分かっていなかったことを一から勉強しながら業務に対応する日々で苦労しています。しかし、営業時代に身につけたデータ集計や資料作成、コミュニケーション能力などの社会人としての基礎スキルは今でも役に立っていると感じますし、慣れない化学用語や商品知識を苦労しながら勉強して身につけた経験が、人事関連という新たな分野の勉強を行う今にも生きていると思います。

Worth  やりがい

 人事・総務部はヒト・モノ・カネと呼ばれる経営資源の中でも最も重要と言われるヒト(社員)に関するマネジメントを行う部署なので、その責任は重く、給与や賞与の計算のようなミスが許されない仕事ではプレッシャーを感じることも多いです。しかし、その中でもミスなく仕事を完了した時の達成感や解放感は気持ちが良いですし、自分が提案した人事制度が社員の働き甲斐に直結すると考えると縁の下の力持ち的なやりがいのある仕事だと感じます。異動してから日が浅く人事関連の知識もないので、どのように対応すれば良いか分からないこともありますが、外部セミナーに参加したり人事関連書籍を使って勉強しながら毎日頑張って働いています。

Challenge  今後の目標

 現在進めている人事制度の改定プロジェクトは近年には無かった大きな変更になるので、まずはその制度改定を成功させて社内に浸透させることが短期的な目標になります。それが終われば、海外現地法人との繋がり強化や人事管理のシステム対応など、人事・総務部としてやれることがまだたくさんあると思うので、人事企画の業務の勉強を今後さらに積み重ね、会社の経営目標に貢献出来るよう新しいプロジェクトを立上げたいと考えています。

※掲載内容(所属・業務内容)は取材当時のものです

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