INTERVIEW

いきいきと働く人を増やして、企業の成長に貢献する。
ヒューマネージが描く、これからの人材開発と組織

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PROFILE

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アセスメントソリューショングループ 課長

ITアウトソーシング企業にてクライアントの業務効率化やシステム運用支援業務を経て、2015年にヒューマネージへ入社。従業員のストレスチェックやエンゲージメント・サーベイなど、現有社員の入社後活躍にかかわる事業に携わる。現在は課長として、メンバーのマネジメントもおこなっている。

「いきいきと働く」とは、カラダだけではなく心もすこやかに、成長する喜びや周りの人とのつながりを感じながら仕事をすること、そして、ポジティブで充実した心理状態で仕事にのめり込めることだと、わたしたちは考えています。いきいきと働く人が増えれば、会社の生産性があがる。そうなれば、この国の未来も強くなる。そんな想いのもと、年間70万人の従業員が受検するストレスチェック「Co-Labo」や、組織と個人のための新しいエンゲージメント・サーベイ「Qraft」を生み出し、さまざまな企業のより良い働き方を支援してきました。

今回インタビューに登場するのは、ストレスチェック「Co-Labo」やエンゲージメント・サーベイ「Qraft」を通じて、人材の“定着”“活躍”を支援するグループの課長。「今よりも、人が幸せに働くことができれば、この国はもっと幸せになれると思う」を実現するべく、日々仕事に取り組む彼女に、ヒューマネージのタレントマネジメントソリューション事業の未来を訊きました。

 

この会社なら、人がいきいきと働くために必要なことを
一貫してできると思った

- キャリア採用でヒューマネージに入社された経緯を教えてください。

前職では、企業にシステムを導入することで、業務効率化や職場改善をする仕事をしていました。大学生の就職活動で「メンタルヘルスが原因で自ら命を絶つ人を減らしたい」と思っていて入社したんですよね。システムを活用して無駄な仕事をなくし、残業時間を減らして心にゆとりを持ってもらいたいと思って頑張っていました……ですが実際に仕事をしていくなかで、残業時間を減らしても心の病に苦しむ人は減らせないのかもしれない、と思うようになりました。労働時間を改善するだけでは問題は解決しないんじゃないかと思ったんです。根本的な解決法を探し求めていたときに、ヒューマネージを見つけました。

- ヒューマネージへの入社の決め手は、どういったところだったのでしょうか。

選考が進むなかで、ヒューマネージではメンタルヘルス不調になった人を助けるだけではなく、その前の予防のためのストレスチェック*があったり、その人のストレス対処の特徴がわかるアセスメントツールがあったりと、人がいきいきと働くために必要なことが一貫してできるという確信を持つことができました。「自殺者を減らしたい」という想いを私ひとりで解決することは難しいですが、この会社でなら実現できるんじゃないかと思えて、入社を決めました。

*ストレスに関する質問票に従業員が記入し、それを集計・分析することで自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる簡単な検査。労働者が50人以上いる事業所では、2015年12月から、毎年1回、この検査をすべての労働者に対して実施することが義務付けられました。

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- 実際に入社していかがでしたか。

ストレスマネジメントに関わるサービスはもちろんですが、現在はエンゲージメント・サーベイなどにまで領域を拡大し、より広い視野で人の働き方の改善に携わることができていると感じています。あの時の判断は間違っていなかったという気持ちです。

- チームの現在の仕事内容について教えてください。

ストレスチェックに関しては、株式会社エムステージというパートナー会社に営業面を担っていただく体制をとっているので、当社は導入いただいた企業の運用面をサポートすることが主な仕事です。さらに、より効果的にストレスチェックを実施するための提案や実施した後のフォローもおこなっています。当社のお客様には人数の多い大手企業も多く、働き方や雇用形態など、従業員の方のバラエティも幅広いため、細かくケアをするのはとても難しいですが、従業員の方の満足度が高く、お客様(企業)の負担も減らせるような改善策を提案し実行していくことが求められています。

一方で、エンゲージメント・サーベイにおいては、サーベイ自体の開発、企業へのサービス導入から運用支援に至るまで、当社でトータルソリューションを提供する体制です。2021年10月のリリース後、導入企業を増やしながら、このサービスをより多くの方々に届けていくための仕組みをつくっているところです。

自分の強みを活かした仕事が
必ずあって、全員が輝ける場所がある

— ヒューマネージが展開するタレントマネジメントソリューション事業とは、一言でいうとどういったものなのでしょうか。

入社後の”定着“と”活躍”を支援する事業です。企業が持続的に成長するためには、活躍できる人材を“採用”することと同時に、その人材が“定着”し、長くいきいきと“活躍”し続けてくれることが必要です。当社の採用ソリューション事業や適性アセスメント事業では、よりよい“採用”のためのソリューションを、タレントマネジメントソリューション事業では、その人材が入社した後の“定着”“活躍”のためのソリューションを提供しています。

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— そのような仕事に取り組む中で、考えていることはありますか?

自分自身がメンバーのマネジメントをする立場としても、日ごろ感じていることとすごくつながっているなと感じます。たとえば、当社のエンゲージメント・サーベイは、業界で初めて「ジョブ・クラフティング」(個人の、仕事を手づくりする力)にフォーカスしていて、「一人ひとりが自ら仕事を面白くすること」「上司はその創意工夫を後押しすること」が、エンゲージメントにつながると考えています。わたし自身、メンバーとの1on1ミーティング(1対1の面談)では、“あなたの役割って何だろう?”、“何のためにその業務をやっているんだろう?”、“それをやっていく延長に何があるんだろう?”と問いかけて、自ら言語化してもらうことを普段から心がけているのですが、そうすると本人のスイッチが入る瞬間が突然やってきて、驚くほどパフォーマンスが変わることがあるんです。実際の創意工夫がみられたり、本人の仕事に対する意義付けが深くなっているのをみると、すごく納得感があるというか…。そういう、個人として「これは大切だ」と感じていたことが、データや心理学という裏付けを得て体系化され、広がりを持って世の中に出ていく。それはとても意義のあることだな、と考えています。

— チームではどのように仕事をしていますか?

チームや職種による垣根があまりなく、それぞれの得意なことを持ち寄って仕事が出来上がっている感覚があります。自分の強みを活かした仕事が必ずあって、全員が輝ける場所がある。そういったことを各メンバーが意識しながら業務に取り組んでいるし、それがこの事業部の特徴だと感じています。

組織の状態に左右されない強さを手に入れてほしい

—  2021年10月にリリースされたエンゲージメント・サーベイ「Qraft」について、特長をお聞かせください。

「エンゲージメント(=仕事へののめり込み)」は、近年の人材業界のホットワードですが、一般的に「従業員と企業の結びつき(従業員がその組織に対してどう思っているか)」と定義され、福利厚生を充実させたりお給料をあげたりといった、組織改善に主眼がおかれてきました。一方、当社のエンゲージメント・サーベイは、エンゲージメントを本来の意味(仕事へののめり込み)で捉え、「個人のエンゲージメントは向上させることができる」という人材開発の視点で開発されたもの。一人ひとりのエンゲージメントを向上させるから、持続的にエンゲージメントの高い組織づくりが可能になるんです。

これは個人的な想いですが……、わたしは部下や後輩に対して、「組織の状態に左右されない強さ」を手に入れてほしいと願っていて。組織が改善されても本人が変わらなければどこに行っても活躍できないし、組織の状態が変わってしまったら活躍できないのでは意味がありません。従業員本人も自分がいきいきと働くための工夫に取り組み、組織はその人が能力を発揮できる環境や成長のための手助けをする。そんな関係性を叶えるために、当社のエンゲージメント・サーベイ「Qraft」が欠かせない存在になれればと思っています。

— 今後どのように展開されていくのでしょうか。

エンゲージメント・サーベイは、現状を分析するためのツールです。現在は、そのデータをどうやって次につなげていくか? を実現する施策をさまざま生み出していくことが求められていると感じます。

この事業に限らずですが、ヒューマネージのサービスはツール提供がゴールではありません。企業の人材の採用から定着、活躍までを支援するために、何が必要なのかを考えた結果として中心となるサービスやシステムがあり、その他にもツールを便利に活用するためのサポート体制や付随サービスなどを合わせて、課題解決のためのソリューションとしてご提供しています。ただシステムを提供する、コンサルティングをする、といった「点」の支援ではなく、そのすべてを「面」で支援することができるというヒューマネージの強みを活かして領域を拡大していきたいと考えています。

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チーム全体として高い品質のサービスを提供できるよう心がけています

—     最後に、ご自身の今後の展望について教えてください。

ストレスチェックやエンゲージメント・サーベイは、実施すればすぐに職場がよくなるものではなく、結果をもとにさまざまな手を打ち、PDCAサイクルを回しながら粘り強くおこなっていくことが必要です。働く人の定着や活躍にかかわる仕事は、一朝一夕で効果があるものでは決してなく、息の長い取り組みが求められますが、解決策とツールをご提供することはその大きな推進力になると考えています。企業のご担当者様が社員のメンタルヘルス対策やエンゲージメント向上により力を入れてくれるようになると、少しずつ社会が良い方向に進んでいってくれる。そんな未来に向けて、メンバーとひとつずつ積み重ねていければと思っています。