部門紹介/技術部門
「ソリューションクリエイター」として、最先端の電気計測技術を開拓し続ける。
技術部門
脱炭素化やDXが世界的な潮流となる中、電気計測の重要性が高まっています。
HIOKIの技術部門は製品開発のみならず、マーケティングや要素開発にも積極的に関わることで、変化する市場ニーズにいち早く対応。
「測る」を進化させ続けるソリューションクリエイターとして、社会とお客様に貢献しています。
技術部門の仕事内容
技術部門の主な業務内容は、計測器の企画・開発、および発売後の顧客フォローに関わる業務です。継続的な新製品の開発はもちろん、独自性の高い製品を開発するために必要な要素技術開発や、営業・マーケティング部門と連携したお客様へのヒアリングもおこないます。こうした多様な業務を通してお客様に価値を届けられる製品を設計・開発し、各事業分野を成長に導くことが技術部門のミッションです。
製造、品質保証、営業・マーケティングが本社内に集約されているため、円滑に意思疎通をとれることがHIOKIの強み。計測課題の解決に向けて各部門と緊密に連携するコンカレントチームを組み、一体となって企画や設計を進めています。
また、近年は技術分野にとらわれず複合的なスキルを駆使して活躍するメンバーや、ネットワークエンジニアやデータサイエンティストなど、DXへの対応を視野に入れた新しいカテゴリの技術者も増えています。
技術部門の魅力
社会のニーズに価値ある答えを。
技術の進化に伴走するプロが集う。
ITのさらなる活用や環境問題へのアプローチなど、ビジネスを変革する数々の取り組みが世界的に広がる中で、HIOKI製品を利用するバッテリーや電子部品メーカーなどのお客様は、先端技術を用いた新商品の開発を積極的に進めています。
新商品のパフォーマンスを正しく評価するには、高精度の計測器が必要不可欠。お客様からいただく様々なニーズに応えるため、HIOKIの技術部門は製品企画・開発・設計・販売後の顧客フォローに至るまで、幅広い業務をチームで推進します。業務経験を重ねるたびに技術者として成長し、お客様、そして社会に貢献できる。それこそが、HIOKIならではのやりがいです。
未来志向で技術を創出し、
長期的にキャリアを構築できる環境。
「生産性を向上したい」「より正確に測定したい」など、お客様からいただく様々なニーズに応えるために、HIOKIは技術者が持つ専門性やスキルを高めていく環境を整えています。新卒入社の社員の6割を技術部門で採用したり、利益の10%を研究開発に充てたりと、技術力の育成と創出に力を入れる取り組みは、その姿勢の現れです。
ほかにも、技術者のスキルアップを促すため、社内で多種多様な研修・勉強会・情報交換会を実施。新たな知識の習得を促し、活発にアイデアを発信できる素地を築いています。また、技術者が望むキャリアを柔軟に実現できるよう、定期的に面談を行いキャリアプランについてヒアリング。専門分野の技術を深めてスキルを磨くことも、リーダーやマネージャーなど、マネジメント職を目指すことも可能です。
技術部門と各部門の関わり
技術部門 × 営業・マーケティング部門
求められるニーズを把握し、魅力ある製品づくりに反映。
マーケティング部門と協力して市場を調査し、お客様の困りごとやニーズを反映しながら製品企画をまとめていきます。具体的には、お客様への訪問やWeb会議に営業やマーケティング部門のメンバーとともに参加。製品企画の説明やお客様へのヒアリングを行い、仕様を詰めます。ほかにも、ターゲットとなる市場の分析・販売戦略立案・販売数量決めなどにも適宜参画。カタログ作成、試作機の貸出、販売フォロー、導入後のフォローなどについても、技術的な専門性が必要な場面で随時関わります。
技術部門 × 品質保証部門
製品の価値を左右する信頼と安全を、細やかなプロセスから実証する。
製品の設計後、その信頼性と安全性が担保されているかを実証するために、品質保証部門の協力は必要不可欠です。レビューや評価試験を通して、設計の妥当性を確認。確認事項は機能・構造の信頼性、安全性、規格適合性など多岐にわたり、試験結果に応じて設計を改善します。
技術部門 × 製造部門
魅力ある製品の具現化に向け、製造現場と連携して生産体制を構築。
製品企画を共有し、構成する部品の入手のしやすさ、製造の難易度、生産設備や調整検査設備の状況について相談。その内容を受け、必要な設備の導入や生産ラインの構築を依頼します。実際の生産にかかる時間の見積りなど、生産性の確認を行う際には、技術部門のメンバーも生産ラインへ赴きます。生産過程で大きな課題が見つかった場合には、設計から改善する場合もあります。
仕事内容
技術部門では、それぞれに専門性を持つ技術者がチームを組み、協力して製品開発に取り組んでいます。ビジネスのスピードが加速する今、タイムリーに新製品を出していくことはHIOKI全体で掲げられている方針です。 そのため、スピード重視のアジャイル開発と従来のロードマップに沿った開発の両輪から、開発を効果的に進めていくことを全体目標としています。
アナログ回路設計
計測器に求められる性能を実現するために、電圧と電流、周波数を的確にコントロールできる回路を設計します。設計計算、回路シミュレーション、基板試作などを繰り返して回路の構成、配置を決定。こうしたプロセスを経て作られたアナログ回路が、HIOKIの計測器の特徴と言える“高精度電流測定”や“インピーダンス測定”を可能にしています。
デジタル回路設計
目的とする機能に合わせて正確に計測器が作動するよう仕様を決め、ハードウェア記述言語を駆使して論理回路を設計。デジタル回路の設計にはハードウェアとソフトウェアの両方の知識が必要で、まさに計測器の心臓部を担います。 シミュレーションを繰り返し、大規模なデジタル回路を構成することで、計測器の高速データ通信や広帯域電力解析などの各種解析を実現できます。
ソフトウェア開発
センサや検出回路から検出され、ハードウェアによってデジタル信号へ変換された測定データを演算。測定値として表示し、データとして格納するまでの一連の動作をプログラミング言語で実現します。 また、画面表示や操作などのユーザインターフェース向上や各種通信の適切な管理から、快適な操作性も実現。近年では、IoTアプリケーションの開発にも注力しています。
機構・筐体設計、デザイン
機能要求を充たす製品の筐体をCADで設計し、レビューや評価を通して構造を決定。筐体のほかにも、プローブやジグなどのオプション製品や基板外形など、構造が関係するすべての設計に関わります。 また、魅力ある製品の「顔」を作り上げるという点でデザインも重要です。見た目の美しさはもちろん、コンセプトに応じた機能性、操作性、堅牢性、安全性を実現すべく、専任のプロダクトデザイナーが手掛けます。
技術部門
ある1日の
スケジュール
08:30
出社、メールチェック
09:00
製品開発チームで進捗共有、課題についてディスカッション
09:30
設計回路確認 動作実験準備
10:00
動作実験開始
12:00
昼食
13:00
実験データまとめ、報告書作成
15:00
未来創造の時間を活用して新たな企画のディスカッション
18:00
帰宅
WORKS
仕事紹介
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