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2025年7月30日

P下入れといてオーダー来たら即マスとってバルク??

こんにちは。

タイトルがなんのこっちゃ?だと思いますが、
これ、繊維業界での共通ワードなんです。

歴史が古く長い産業ですからいろんな言葉があります。

例えば、生機。

生機 ってどうやって読みましたか?

正解は、「きばた」です。

織られたばかりの素の生地のことを生機と言います。
そのままでは使えないので、精練漂白して染色して付帯加工してテキスタイルになります。

続いて、バルク。
これは量産(本番)のことを言います。


続いて、P下。

これは「ぴーした」と読みます。
プリント(P)ができるように生機(きばた)に下処理をし終わった状態の白い生地のことです。

続いて、マス。
プリント柄の生地を量産する前に、小さい生地に試しプリントして、
それをお客様に確認するための生地を言います。

ちなみに無地(一色)の生地を量産する前に、小さい生地に試し染めして
お客様に事前確認することは「ビーカー」と呼びます。

プリントはマス、無地はビーカー。


タイトルに戻ります。
「P下入れといてオーダー来たら即マスとってバルク」とは、

注文来たらすぐにプリントを終えて出荷ができるように、
先に生機に下処理をしておいて、注文が来たらすぐにマスを作ってお客様に見せて、
OKが出たら量産プリントをするという意味になりますね。

始めは何を言ってるのか全然わかりませんが、
そんな言葉が常に飛び交っているのですぐに慣れていきます。

そういえばうちの新卒営業は、
毎年毎年今後入社してくる新卒後輩のために、
わからなかったことをマニュアルにして残していっています。

ありがたいですねー

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