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2025年7月23日

まさに商売人!? 東海染工営業の4大責任

こんにちは。
今回は当社営業に求められる4大責任について書こうと思います。

東海染工営業の4大責任
1,受注責任 2,操業責任 3,利益責任 4,売掛金回収責任

私は前職・前々職ともに人材系ビジネスに関わっていました。
そこでの営業は基本的には「受注=売上」が強く求められており、
利益は人件費を見ておくくらいで大丈夫でした。

その後、東海染工に入社して気づかされたことがあります。
当社はモノを作っているメーカーであり、しかも受注生産型です。
メーカー=人件費だけでなく、エネルギー、染料薬品などの費用などがあります。
受注生産=いつどんな案件がもらえるか不明瞭
という特徴があります。

営業がどれだけ受注をとってきても、それが加工されなければ売上にならない。
加工できる=生地があり、色のレシピや加工方法が決まっている状態を言います。
また当社には様々な加工機械があり、それぞれの加工機械に専門スタッフがいます。
1つの機械を使う案件ばかり受注していては、他の機械が動かない状態になります。
よって営業は、各機械が常に動いている状態=操業責任 を負うとされています。

また、加工内容に見合う値段・条件で受注してくる責任=利益責任 も負います。
これもとても奥深くてびっくりしたのですが、
例えば、
・色が濃い案件の方が、色が薄い案件よりも染料代がかかる。
・1回で10反(生地量の単位)加工できる機械があって、
 その機械で染める案件を12反受注するより10反受注したほうが利益がよい。
 12反受注すると6反×2回加工になる。6反と10反を染める時間はほぼ一緒。
・生地に使われる糸本数が少ない生地の加工依頼では、
 収縮率が非常に高くなるため、加工上がりの生地量を何M約束するか
 取り決めをしておかないと、不足分のクレームが来て損が出る。
などなど、
色・糸の太さ・生地の糸本数・収縮といったものも利益に関係してくるのです。

そして、加工して請求書を発行したら、
現に振り込まれたかを確認するのが売掛回収責任と呼ばれ、
以上4つが東海染工営業の4大責任と呼ばれています。

なんかすごく「商売してる感じ」がしませんか?

完成品の営業は、すでに完成したものを売り切るのが仕事。
値段もあらかじめ利益出る価格に設定されていますし、生産方法も決まっています。

でも当社は受注生産。
糸使い・生地組織・加工方法ごとにどう儲かるかを考え条件を決め、
工場が操業し続けられるよう受注をしていく必要があります。

服や生地が好きな人は、糸や生地組織などに興味が持てると思います。
なので、これらのポイントをどんどんつかんでいくことができます。

服や生地が好きで、「成長したい」と強く思う方のエントリーお待ちしています。

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