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2025年7月2日

化学×仕事のサイクルで会社を選ぶ

こんにちは。

当社は化学・繊維がコア技術となる会社です。
化学というと食品・化粧品・化学品メーカーなど多様な企業がありますが、
どこで働くのがいいのか、結構迷いますよね。

今日は企業選びの着眼点の1つとして、
「仕事のサイクルが自分に合うか」
という基準をお話しします。

世の中にはたくさんの事業があり、
企画して、作って、販売して、売上が経つまでのサイクルも
事業によって様々あります。

今回は技術・開発寄りの例でお話ししますが、
・3年かけて新商品を開発する仕事
・1年かけて新商品を開発する仕事
・1か月単位でたくさんの商品を開発する仕事
など、本当に様々です。

白衣きて基礎から長い時間かけて実験・検証を重ねていくのが好きか、
比較的短い期間で時間に追われながらも成果が早いうちに見える方が好きか、
どっちが自分が活き活きと働けそうか、ぜひ考えてみてください。

当社は数か月単位でたくさんの商品を扱う仕事になります。
わかりやすくアパレルブランド向けの生地開発を例にとって説明しますね。

アパレルショップでは「売り時」というものがあります。
「なんか春っぽい気候になってきたなぁ」
となると、みな店頭に春物の買い物に行きますよね。
店側としては、そこに「今年の春の新作」を並べたいですよね。
その新作を店頭に置くのが1か月ずれたらどうでしょう?
1か月分の販売機会を失ってしまいますよね。
なので、「この時期に店頭に並べたい」という期日があります。

そこに向けて半年前から企画が始まります。
「こんな風合いの生地が作りたい」
といったご要望もこの時期に当社に入ってきます。
そこから試験を繰り返し、1か月とか2か月で完成させます。
完成した試験品のノウハウを使って、次は「量産」段階に入り、
数千Mの本番用の生地を加工していきます。
そして、その生地が縫製工場に運ばれて、
裁断され、ミシンで縫われ、ラベルや下げ札がつけられて、
店頭に並んでいきます。

当社の技術職で、試験を担当するスタッフは、
同時に複数の試験を1か月や2か月サイクルで担当し、
どんどん試験を仕上げていきます。
それが「これで量産に進もう!」となったらひとまずの成果です。
そして、量産が試験の通りにきっちり仕上がるのを管理します。

技術・試験といっても白衣を着て、数年かけて腰を据えてじっくり
という雰囲気ではありません。
比較的期日に追われながらあれもこれもを、
早く丁寧にやっていきます。

お客さんが多い飲食店バイトで、
これを温めてる間にこれをカットしておいて、
それが終わったらこれやって、
しかも一つ一つは丁寧に・・・
といった慌ただしくも効率的に丁寧にたくさん料理を提供していく
といったのに近いかもしれませんね。

理系学生さんで、
慌ただしい中で働いてるのが意外と好きかも・・・
という方はぜひエントリーしてみてくださいね!

入社2年目コンビが和紙100%の生地加工にチャレンジしたエピソードはこちら

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