
2025年4月30日
GWのキャンプはベンタイルのパンツはいていこうかな。
こんにちは。
東海染工のカレンダーは、拠点ごとに異なっています。
本社や営業拠点は今週はカレンダー通りの稼働ですが、
工場は生産効率を考えて、まとめて連休にしていたりします。
(その分、どこかの月の土曜日に稼働したりして、年間休日は一致しています)
さて、表題の件ですが、
今年は子供たち連れてキャンプにでも行ってこようと計画しています。
子供の保育園友達家族と一緒にグルキャン。
山の方にいくので、まだまだ最低気温は0度とかですので、
万全の準備をしていかないと凍えてしまいますね。
山の方にキャンプ行くと、突然の雨に降られてしまったり、
朝露がすごくて、パンツが濡れてしまったりします。
またよく歩いたり動くので、汗もかいてしまいます。
そういう環境で何を着て行こうかなぁとクローゼット思い浮かべていたら、
「ベンタイルのパンツ」が思いつきました。
ベンタイルは、防風性・防水性に優れた生地です。
生地の特徴は下記の要素で結構決まってきます。
1,糸と番手(ばんて)
糸は綿100とかポリエステルとか。
番手は糸の細さ(太さ)の尺度で、小さい数字ほど太い糸になります。
2,打ち込み本数(度目)
1インチ内に、縦横何本の糸が織り込まれた生地かの尺度です。
3,織組織
平織とか綾織とか本当に無数にありますが、
経糸と横糸がどう交差して平面を形成しているかのことを言います。
4,風合い
感触や見た目のことを言います。
ベンタイルの生地の上記4要素はどうなっているかというと、
1,糸と番手
綿100%の非常に細い糸を使います。
2,打ち込み本数
非常にたくさんの糸を打ち込み、高密度になっています。
3,織組織
平織といって、経糸と緯糸(横糸)が同じ本数で直角に交差している織り方です。
4,風合い
やや硬めの風合いになりますが、履きこむと柔らかくなっていきます。
という生地です。
非常に高密度のため、隙間がなく、撥水や防風機能が備わっています。
一方で、綿100%で吸湿性が高いため、内側からの湿気は外に放出してくれます。
アウトドアや軍服、作業着とかに採用される生地ですね。
しかし、高密度生地って加工するのが結構大変なんですよ。
生地の糸と糸の間に隙間がなくて、
加工途中でグリュっとなってしわになりやすいのです。
そうならないようにするのも、生産マネジメント職の技術ですね。
ではみなさん、よいGWを!!
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