長野県民の安全を守る仕事
総合土木
長野建設事務所 計画調査課
髙山 恵里花 さん
――現在のお仕事について教えてください。
土木事業の測量・設計等を行い、事業を進める部署で働いています。道路を広げたり、川の護岸の改修をしたり、土砂崩れを防止するなど、土木事業を通して県民のみなさんの安全を守る仕事です。
――一日の仕事の流れを教えてください。
現場に行かない日は、朝8 時半からメールチェックと事務仕事を行い、その後、業者さんとの打ち合わせ、午後からまた事務仕事に戻るといった感じですね。事務仕事というのは、設計等の業務委託を行うための書類作成や、説明会の資料作成などの業務があります。ただ、 日によって仕事の流れもガラッと変わります。
――県職員を志望したのはどうしてですか?
学生の頃から土木の勉強をしていて、地元である長野県で土木の仕事をしたいと思っていました。就活時は民間の会社も受けましたし、市か県かも迷いましたが、よりさまざまな仕事に関われるというのが県を選んだ決め手でした。私は飽き性なので、いろいろやってみたかったのも大きいです。
――当初の希望は叶っていますか?
それぞれの所属で役割が違うので、幅広い業務に関われています。今は県職員になって三年目で、最初の二年間は長野建設事務所の整備課で土木工事の監督業務などをしていました。課が変わるだけでも仕事内容が大きく変わりますね。
――実際に働き始めてからのギャップはありましたか?
さまざまな業者さんに業務をお願いしていくことはもちろん、地元の人とやりとりをする場面も多いので、コミュニケーション能力が必要な仕事だというのは働き始めてからわかった点でした。わかりやすく伝えることの難しさを感じています。
――仕事をする上で、大事にしていることはありますか?
わからないことをそのままにせず、上司や先輩に報告するようにしています。1 ~ 2 年目の頃は、わからないことが多すぎて、ただ「どうしたらいいですか」と聞いてしまうことが多かったのですが、今は自分の意見を持った上で相談をするようにしています。
――そういった相談はしやすい環境ですか?
公務員は黙々と働いているイメージがあったのですが、事務所は常に人の話し声がして静か過ぎないので、相談しやすい環境です。上司や先輩、みなさんとコミュニケーションが取れていると感じます。働きだしてから感じた、いい意味でのギャップの一つですね!