Project Story

04

全庁を巻き込み、県職員の働き方を変える

―かえるプロジェクト―

Project Members

takizawasan

滝澤 啓一

2019年入庁/行政

総務部 コンプライアンス・行政経営課

hizumesan

日詰 文太

2019年入庁/林業

総務部 コンプライアンス・行政経営課

県職員の働き方や組織風土を改革するべく立ち上がった「かえるプロジェクト」。全庁を巻き込んだ新プロジェクトの取り組みについて聞きました。

明るく楽しく前向きに働くために

――現在、長野県職員の働き方や組織風土を変えるためにされている取り組みがあると聞きました。
滝澤さん

県民の皆さんの真に役立つ組織となるため、また県職員が明るく楽しく前向きに働くために、令和5 年から「かえるプロジェクト(以下、かえプロ)」と名付けた組織風土改革のプロジェクトに取り組んでいます。

――どういったメンバーがこのプロジェクトに参加しているのですか?
日詰さん

メンバーには若手職員だけではなく、部長や課長など幹部クラスの職員も参加していて、上司・部下関係なく県組織全体を巻き込んだプロジェクトです。さらには、外部の有識者の方をアドバイザーとしてお招きして情報やアドバイスをいただきながら、組織内部の意見だけではなく、組織風土のあるべき姿について検討を進めています。僕たちコンプライアンス・行政経営課は、事務局としてプロジェクト全体の取りまとめを担っています。

滝澤さん

これまでに議論を重ねた中で、目的達成に向けた課題として「①目標・意義の共有」「② DX 推進を含めたしごと改革」「③職場環境の改善」「④キャリア開発・人材活用」の4 つが挙げられました。現在はこれら課題の解決に向けて、具体的な解決策の検討を進めているところです。

問題提起で終わらない改革を

――「若手がなにかやっているな」で終わらせない、全体を巻きこんだプロジェクトなんですね。
日詰さん

まさにそこなんです。これまでも働き方改革的な動きはありましたが「何をしているのか」が組織全体に広まることなく終わってしまうことがありました。このプロジェクトでは、いかに多くの職員を巻き込んで「自分ごと化してもらうか」を大事にしています。

澤さん

前例踏襲的な組織風土や人の行動意識を変えていくことは難しい。それでも、「このままでいいのかな?」「変えたほうがいいよね」と思っている人たちはいるはずです。実際に職員向けのポータルサイトに100件以上のコメントが寄せられており「かえプロ」に期待している人、興味を持っている人が増えているのかなと思います。まずはこうした層から巻き込んでいって、多くの職員に共感してもらい、県組織の組織風土をよい方向へ変えていきたいです。

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