課題解決の答えは現場にある
林業
林務部 信州の木活用課県産材利用推進室
古澤 宏章 さん

――現在のお仕事について教えてください。
長野県で生産された木材を多くの人に使ってもらうための施策を行ったり、施策を行うための予算に関する業務を担当しています。
――県職員を志望したのはどうしてですか?
県外の大学に進学した際に、改めて長野県の自然の豊かさに魅力を感じ、長野県内で働くことを大きな目標として就職活動を始めました。
その中で、大学で学んだことを最大限活かすことができる林業職の県職員を目指すことに決めました。
――実際に働き始めてからのギャップはありましたか?
公務員といえば、デスクワークが中心と思われがちですが、実は現場にしか「課題解決の答え」がないことです。
――仕事をする上で、大事にしていることはありますか?
1.分からないことはちゃんと自分で調べること
2.つまづいたら、すぐに助けを求めること
(大きめな声で独り言を言っていると周りが気づいてくれます。)
――業務を進めるうえで苦労したことはありますか?
木材に関することが苦手な分野だったので、製材工場の方と話をするときに専門用語が分からなかったことが苦労しました。現在の担当業務が3年目となり、ようやく言葉が理解できるようになり、スムーズに打合せなどを行うことができるようになりました。
――長野に暮らしていて感じる「長野県」の魅力はどんなところですか?
山々が近く、自然を身近に感じることができるのが一番の魅力です。
子育てをするにも不自由はありませんし、とても快適に過ごすことができます。