森永製菓の「想い」で、
より良い社会の実現に取り組む
コーポレートコミュニケーション部 CSRグループ
2012年入社
入社動機
一番 “好き” だと思った会社
就職活動を始め、説明会や面接に参加するたび「自分はこの会社が好きか?」と常に自問していました。単純ですが、長く働くために好きなことなら頑張れる、続けられると思ったからです。当時の私は子どもが好きで、事業自体が子どもと関わりを持っていたり、子どもに対する社会貢献活動を重視している企業で働きたいなと漠然と思っていました。そんな自分にとって「好きだ!」と思った企業、それが森永製菓でした。
そう思った一番の理由としては、子どものころに森永製菓の社会貢献活動に参加したことがあり、縁あって学生時代にも関わった経験をとおし、「熱い想い」を持つ会社であることを実感していたからです。「子どもたちの心身の成長を応援したい」という姿勢に共感し、「世界の子どもたちに貢献できる企業になる」という夢を社員として追いかけたいと思いました。
現在の仕事内容
社会に貢献し、企業価値を高める
最初の配属から約3年半営業職を経験し、その後現職であるコーポレートコミュニケーション部CSRグループに異動になりました。
会社のことを知るためには営業が一番だと思い、希望し配属された営業職では卸店や小売業に対し販促提案を行っていました。通常の商談やプレゼンだけでなく、早朝から市場で直接販売をする機会もあり、流通の仕組みを学んだり様々なお客様と出会ったり、今でも大きな財産となっています。
現職のコーポレートコミュニケーション部ではCSR活動の企画・実施を担当しており、活動を通じ社会に貢献し、企業価値を高めることを目標としています。CSRとは「Corporate Social Responsibility」の略であり、企業の社会的責任という意味です。
複雑化・多様化する社会課題を解決し、持続可能な社会を実現していくために、企業が社会のメンバーの一員として、事業を通して社会課題の解決に取り組むことを期待されています。そのためには事業が社会に与える影響に責任を持ち、あらゆるステークホルダーとの関係を維持・発展しながら社会と共存し、持続的な成長を遂げることが重要です。
業務遂行にあたり幅広い知識が必要になるため、日々勉強の毎日です。
私の成長エピソード
「菓子育」で奮闘、子どもたちに届けたい思い
入社してから様々な困難や失敗に直面してきましたが、現職では「伝えることの難しさ」を感じることが多くあります。その中でも、「菓子育」の取組において認識の甘さを痛感しました。「菓子育」とは森永製菓独自の取組であり、栄養補給としてのお菓子の機能的価値と、お菓子を通した心のふれあいなど、情緒的価値を伝えています。その新しいプログラムとして、当社のメイン商品の「ハイチュウ」を素材とした「手づくりハイチュウ教室」というプログラムを開発しました。普段お店で売られているハイチュウとは異なり、シート状のハイチュウをこねたりまるめたり、ちぎったりして世界に一つだけのオリジナルハイチュウを作るプログラムです。このプログラムでは、子どもたちに事前に「誰に」「どんな想いを伝えたいか」を考えてもらい、想いをこめて創作してもらいます。プログラムが完成し、いざ実践ということで小学校や学童保育施設等でテスト実施をしましたが、当初の想定通りにはいきませんでした。子どもの目線でプログラムを考えられなかったこと、「どこで」「誰を」というターゲットがあいまいだったこと、「学校教育」への理解が浅かったことが問題点でした。その失敗を活かし、現在は小学校の学習指導要領に則った出張授業「森永製菓のキャラメル教室」というプログラムを開発し、首都圏を中心に実施しています。まだまだ道のりは長いですが、プログラムを通し森永製菓のファンづくりに貢献できるよう努めていきます。
※掲載内容は、取材当時のものです。