多くの部署を率いて、
商品作りをコントロールする面白さ
マーケティング本部 食品マーケティング部
2012年入社
入社動機
世代を超えて、
お客様を笑顔にできる商品を作りたい
大学院までの6年間ずっと食について学んできたため、「食」に関わる仕事に絶対就くんだ、「食」を通じて人々を笑顔にする仕事をしたい、という強い想いは一貫していました。大学院では食の機能性について研究していましたが、お客様に近いところで発信する立場でいたい、という気持ちが強く、研究職ではなく文系総合職を志望し就職活動をしていました。 その中でも森永製菓を選んだ理由は、大きく2点あります。1点目は、森永製菓が掲げる「おいしく、たのしく、すこやかに」というビジョンに共感したこと。2点目は、ロングセラーブランドが多く、世代を超えておいしさ以上の価値をお客様に伝えていることです。そして自分でも、世代を超えて愛され、笑顔にできる商品を作り、お客様に届けたいという想いで入社を決めました。
現在の仕事内容
旗振り役として、担当ブランド全体を先導する
森永製菓における食品カテゴリーとは、ココアやホットケーキ、甘酒といったカテゴリーNo.1の商品たちを扱っています。その中でも私は飲料・デザート系列を担当しており、主に森永甘酒ブランドの商品開発からパッケージデザインに、プロモーションからブランド戦略の立案などを業務としています。営業を3年半経験し、もっと商品周りの仕事に携わりたいと希望していたマーケティング本部への異動でしたが、想像以上の業務の幅広さに驚いたと同時に、多くの部署が携わって商品が生まれていることを実感し、マーケッターとしての責任の重大さを知りました。
社長から「仕事の枠を越えろ」とよく言われますが、まさにその通りです。マーケッターは、いわば担当ブランドの経営者。森永甘酒についてすべてを把握し、コントロールし、各部署とやりとりをする旗振り役でなければなりません。まだまだ未熟で関係部署に迷惑をかけながらではありますが、今の部署に来てから、強い「意思」・「責任感」・「コミュニケーション力」・「行動力」の必要性をより実感しました。
私の成長エピソード
マーケッターとして強い意思を持ち、商品の方向性を定める
急激な甘酒市場の変化により、カテゴリーNo.1とはいえ森永甘酒の立ち位置も変化。今後のブランド戦略を発表する会議に向け、甘酒について改めて考え、戦略を立て直すというきっかけがありました。「市場の見込みは?」「コンセプトはなに?」「何のために出すの?」「その商品は必要なの?」「お客様はどう考えているの?」「その戦略で勝てるの?」「このブランドをどうしたいの?」とにかく課題ばかり出てきているけれども、果たして私の考えでいいのか、と不安ばかりで方向性を決められないでいました。40年以上先輩方が繋いできた商品のブランドを、生かすも殺すも担当である自分次第なんだ、というプレッシャーに押しつぶされそうになったこともありましたが、上司が「自分はどうしたいの?」「自分はどう思うの?」と打ち合わせの度に私の意思を確認し、方向性を定めていった中で、マーケッターとして常に強い「意思」をもって臨むことの重要性を改めて実感しました。No.1ブランドとして森永甘酒商品だけではなく、甘酒市場についても常に考え、引っ張っていく存在でなければならない使命が私にはあります。その使命感を胸に、今では「日本一甘酒について考えている女」と自負し、強いやりがいをもって楽しく働いています。
※掲載内容は、取材当時のものです。