エンゼルを大きく羽ばたかせ
世界中の人を笑顔に

海外事業本部 海外営業部

2011年入社

現在の仕事内容

歴史と伝統が根付く、欧州市場への新規参入

東北地方で6年間、菓子食品健康のセールスとして勤務し、営業という仕事の面白さに目覚めました。そして海外でも自分の力を試してみたい、会社のさらなる発展に貢献したいという思いが募り、希望が通って現在の部署である海外事業本部へ配属。異動後は、東アジアを中心に商品を輸出する業務を担当しました。現在は欧州における「ハイチュウ」の事業展開に携わっており、英国を中心に、商流・物流・金流などを組み立てています。

米国では根付きつつある「ハイチュウ」を、今度は砂糖菓子の消費量が多い欧州で展開しようという当社の挑戦ですが、すべてはまだゼロベースという手探りの状態。歴史と伝統があり、すでに多くの現地商品も根づいている欧州市場に新規参入するのは、簡単なことではありません。まず欧州の文化や商習慣を理解するところから始め、パートナーとなる現地の代理店を探し、コアターゲットを定めてメッセージの打ち方を考えるなど、日々、試行錯誤を繰り返しています。

sales02_09
sales02_10

仕事のやりがい

無名の菓子を、自らの手で海外へ広める

仕事のやりがいは、「ハイチュウ」をまだ知らないさまざまな国の方々に、驚きと感動を届けられることです。日本では古くから知られている「ハイチュウ」ですが、欧州ではまったく無名の存在。口にした時のフルーティな香りや噛んだ時の果汁感、当社の技術が詰まった「ハイチュウ」という商品を、現地をよく知る代理店や小売店のバイヤーに理解してもらう必要があります。

日本であれば、お客様が商品をどのようにとらえているか、自らの肌感覚で知ることができますが、このような消費行動が見えづらいところが海外市場の難しさ。思った通りには売れず、販促の方法を見直すことも少なくありません。その土地の文化と価値観を学び、何度も交渉した末に導入先が決まる。その結果、無名の存在だった「ハイチュウ」で、現地のお客様に驚きと感動を届けられることに大きなやりがいを感じています。

sales02_04

私の成長エピソード

柔軟な価値観を持つことで、広がる新たな視点

念願の海外事業本部に配属された時は、いよいよ世界を舞台に活躍ができると張り切っていました。しかし異動早々、日本でうまくいっていた自身のセールスのスタイルが、海外で思うように通用しないという壁にぶつかったのです。当時、営業力に少し自信を持ちつつあっただけに、こんなはずでは…と戸惑いました。

自分のスキルがまだまだ未熟だと自覚し、そのうえで、何を学ばなくてはいけないのか。悩んだ末に気づいた問題点は、私が無意識のうちに、海外の方に自分と同じ感覚を求めていたということでした。日本人同士の取引には日本ならではの共通認識が存在しますが、海外でも、現地の文化や価値観を尊重した交渉が必要だったのです。日本での流儀に固執せず、それぞれの土地に合わせて価値観をカスタマイズできる柔軟性を持たなければ、世界では戦えないことを痛感しました。

以来、まずは真剣に現地の文化や歴史を勉強し、相手を知ることを徹底しています。常に好奇心をもって学ぶことで、その国の文化を尊重する気持ちも深まり、同時に相手が話す内容への理解も早くなりました。今では少しずつではありますが、さまざまな国の価値観を受け入れることができるようになり、自身の成長を感じています。

振り返れば、私が当社に入社を決めた理由のひとつは、平和や幸せの象徴であるエンゼルをコーポレートマークとして掲げている企業であるということでした。そのエンゼルが大きく羽ばたいて世界中の人を笑顔にできるよう、今後も海外事業展開に貢献したいと意気込んでいます。

※掲載内容は、取材当時のものです。

Copyright © MORINAGA & CO.,LTD. all rights reserved.