わたしの成長エピソード
マーケティング本部
菓子第一マーケティング部
2011年入社
常にお客様を見る。
お客様視点だからこそ価値が生まれる。
■仕事を通じて、最も悔しかった経験は?
当社が未参入のカテゴリーに挑戦すべく、ある新しい商品の開発を検討していました。そのカテゴリーには圧倒的に強い競合が存在していました。「どうしたら競合と戦っていけるか」、「どうしたら競合ひしめく売場に置いてもらえるか」などを自分なりに考えた末、社内プレゼンにて提案しました。結果は「開発コンセプト不明瞭」、「売れるイメージが沸かない」と いう意見を受け、再提案となりました。
■その経験をどう乗り越えたのか?
提案の中に「お客様視点」が欠落していました。「どのようなお客様の、どのようなニーズを、どのように満たすのか」が商品コンセプトを考える上で重要です。その後、実際の消費者の意見を聞いたり、売場で競合品を購入されるお客様の特徴をリサーチしたり、自身も消費者であると意識して競合品を生活の中に落とし込んで使用したり、お客様の視点に立ってコンセプトを練り直しました。結果、お客様のイメージ像を明確に出来た事で発売に向けての承認を得る事が出来ました。
■この経験から学んだこと
仕事には正解がありません。仕事は未来を予測する事であり、提案は全て仮説です。その仮説を確からしいものに近づけて行くには、「常に進化しているお客様を、常に見ている事」・「自身が最も消費者である事」を意識する事が重要であると学びました。失敗する事も多いですが、「お客様視点」で考え抜いた商品が市場に出て、お客様に喜んで頂ける姿を見る事 が出来れば、こんなにも刺激的な仕事は無いと思います。
※所属部署・業務内容は取材当時のものです。