どうせなら、やりがいのある仕事がしたい。
仕事を通じて、成長したい。
働いて、誰かの役に立ちたい。
――エンゲージメント(ワーク・エンゲージメント)とは、人が仕事にのめり込んでいる状態を指します。
「社員のエンゲージメントが高い組織は業績がよい」「エンゲージメントが高いと離職率が低い」など、そのプラスの影響は多くの研究であきらかになっていて、「社員のエンゲージメントをどう向上させるか?」は、ここ数年、経営者や人事の方にとってホットなトピックのひとつ。ただ、これまでは給与水準をあげたり福利厚生を充実させたりというアプローチが主で、限界を感じるという声もあがっていました。

そのようななか、エンゲージメントを高めるカギとして、近年研究が進んでいるのが「ジョブ・クラフティング」。
ジョブ・クラフティングは、自ら仕事を手づくりする力=働いている人自身が仕事に変化を加えることを意味します。
たとえば、メールマガジンの配信業務で曜日や時刻を変えてデータを取って反応率をあげたり、上長の思考のプロセスを予想して決裁のとりやすい資料をつくったり、一緒に組む人との関係を構築してより面白い仕事につなげたり。やらされ作業ではなく、得意なこと・好きなことのスパイスをかけて(自分なりの工夫を加えて)仕事をする。「ジョブ・クラフティングが高いほど、エンゲージメントが高くなる」ことは、ヒューマネージの研究でもあきらかになっています。

そしてこのたび、研修事業で豊富な実績のあるファインド・シー社と提携し、ヒューマネージの適性検査を活用した「ジョブ・クラフティング研修」の提供をはじめました。この研修では、自分のジョブ・クラフティングの傾向を把握したうえで、研修に臨むことができます。
近々、わたしたち向けにもこの研修が実施されます。いまからわくわく、研修の様子は改めてご報告します。
それでは、次回の #ヒューマネージの生活 もお楽しみに!