ヒューマネージの生活

2024.02.16

健康管理の未来像

ヒューマネージでは、人事ご担当者さまを対象としたセミナーを多く開催しています。それらのセミナーは、わたしたち社員にとって、とても貴重なインプットの機会でもあります。

昨日開催されたのは、働く人のウェルビーイングを組織の成長につなげる〈ウェルビーイングソリューション事業〉のオンラインセミナー。当事業のパートナーであるエムステージさんのお力もあり、なんと300名を超えるお申込みをいただきました🙌

お客様にも貴重なお話をいただきました(ありがとうございます!!)

はじめに、ヒューマネージのメンバーより、ストレスチェックCo-Labo(コラボ)のデータを用いた大規模分析のご報告。6ヶ年350万人超(!)というデータ数は、ほかに例をみない規模です。膨大なストレスチェックの結果から、働く人々に起きていることを読み解いていく。興味深い「へぇ~」がたくさんあったのですが、特に印象に残ったのは以下のことです。

  • 働く人々のストレスの状態は、コロナ禍1年目(2020年)にいったん良化し、長引くコロナ禍(2021年、2022年)で元に戻った。
  • コロナ5類移行後、働く20代のストレス状態は「大きく良化」している一方、日常が戻りつつあるにもかかわらず、40代・50代は「悪化」している。
  • ストレスの状態に影響する“ソーシャルサポート”(困ったときに周囲の人が助けてくれるだろうと思えること)も、年代により大きな差がある。コロナ5類移行後、20代、30代はより「周囲のサポートを期待できている」が、40代、50代はより「期待できていない」結果となった。

20代、30代の方々が「周囲のサポートを期待できている」のは、ここ数年で急速に広まった人的資本経営や健康経営、働き方改革に加え、人手不足を背景に、若手社員の離職防止のためのサポートが厚くおこなわれるようになったから。他方、40代、50代は「サポートする側」として負荷が高まっていることが考えられる…という解説には、「へぇ~」と「なるほど!」がありました。

その後、大樹生命様、前田建設工業様より健康経営の取り組みについてお話いただき、理念だけではない、健康経営の“実践”が具体的にイメージできました。

〈セミナーご参加者様の声〉(一部・抜粋)

「ご講演いただいた企業の取り組みや先進的な考え方が参考になり、もっとお話をきいてみたいと感じました。自社の施策を考えるうえで参考にさせていただきます」

「ストレスチェックの6年間の分析結果がわかりやすかったです。今後の対策のヒントが得られました」

「ストレスチェックの結果について、自社の結果をみて感じていたことと同じような傾向でした。40代、50代のケアに対策をうって行こうと思います」

司会と発表者のふたり。今回も素敵でした
司会と発表者のふたり。今回も素敵でした

ヒューマネージの健康管理システムHealthCore(ヘルスコア) は、働く人々の「こころ」「からだ」「社会的」な健康を支援し、その健康を組織の成長につなげるためのシステムです。今回のセミナーで、健康データを一元管理し、そのデータを活用して多面的な支援につなげる重要性を改めて感じましたし、健康管理システムHealthCoreが貢献できることは、すごくたくさんあるんだなと思いました。

来月は〈適性アセスメント事業〉で、企業のキャリア採用担当の方々を対象としたセミナーが開催されます。こちらもとても楽しみです。

それでは、次回の #ヒューマネージの生活 もお楽しみに!

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