
2025年5月14日
夏が来るぞ!麻!亜麻!苧麻!
こんにちは。
わけわかんないタイトルですいません。
今回のブログは、そのわけわからない麻についてです。
夏になると麻の服が来たくなりますよね。
フレンチリネンなんて高級感あっていいですよね。
アウトドアだとヘンプも捨てがたい。
いやいやラミーがいいよ。
さて、フレンチリネンとヘンプとラミーとかって何なんでしょう。
全部麻じゃないの?リネンって麻のこと?などこんがらがってきます。
麻は、亜麻(あま)と苧麻(ちょま)という植物からとれる繊維の総称です。
大麻(おおあさ)は製品表示上は「麻」と名乗れず、ヘンプと表現されたりします。
亜麻(あま)はフランス、ベルギーなど寒冷地で取れる植物で、
これが「リネン」という生地の原料となります。
強度が強く、通気性も吸湿性も高く、比較的しなやかな繊維です。
フレンチリネンは、フランスで生産された亜麻を使い、
厳しい農業基準で栽培されたものとなります。
光沢感もあり、高級な服によく採用される生地です。
苧麻(ちょま)は中国、フィリピンなどで取れる植物で、
これは原料もラミーと呼ばれ、生地もラミーと呼ばれます。
亜麻よりも強度が強く、しわになりにくいのが特徴です。
大麻(おおあさ)は、世界各地で取れます。
この中で最も強靭で耐久性が高く、ロープやカバンなどにも使われます。
ということで、
麻と言ってもいろいろありますね。
上品で高級な服にはフレンチリネンがよくつかわれます。
光沢感のあるラミーも使われますね。
アウトドアの服などはヘンプが多いです。
アパレルの川中に位置する当社染色整理業は、
繊維の特性も知っておく必要があるし、何に使われるかも知る必要があります。
大好きな服のことをマニアックに知れて楽しいですね。
苧麻!
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