INTERVIEW
入社後の研修って、どんな感じ?
――気になるあれこれ、訊いてみました
ヒューマネージの新メンバーは、〈研修〉+〈指導員制度〉+〈OJT〉を通じて、仕事のあれこれをインプットしていきます。なかでも、入社から3ヶ月間、指導員がつき、日々のやり取りを通じてきめ細かくフォローする〈指導員制度〉は、特にヒューマネージらしい仕組みかもしれません。入社後、どのようなステップを経て一人前になっていくのか…? きょうは、「指導された側」のフレッシュな気持ちを覚えている社員2名と、「指導した側」の指導員経験者2名に話を訊きました。
答える人
THEME01
業界未経験メンバーも安心の研修
はじめに、ヒューマネージに入社した経緯を教えてください。
Tさん:
わたしは前職で後輩の指導を経験したことがきっかけで、人がいきいきと働くことができる取り組みに携わりたい、と考えるようになりました。さまざまな企業をみる中で、適性検査やウェルビーイング事業を展開しているヒューマネージに魅力を感じ、入社しました。
Kさん:
わたしは前職では旅行メディアの営業職をやっていました。営業職として働くなかで、もう少し制作寄りの仕事をしたいと思い始めたことと、人の働き方や就職などの人材領域に興味が出てきて、求人広告の会社への転職を考えはじめたときに、たまたまヒューマネージを知りました。企業の採用ツールの制作に携われるんだ、と思って応募して。その後、面接を受けるなかで、わたしのことを本当に知ろうとしてくれている、何というか信頼できる会社だなと思って、入社を決めました。
入社前と後でギャップを感じたことはありますか?
Tさん:
もともとこの「ヒトコト」や面接を通じて会社の雰囲気を掴んでいたので、 特にギャップは感じませんでした。 反対に、働き方や環境の面で前職とのギャップは強く感じましたね。 「自分が責任をもってやるべきことをやる」ことを前提として、 社員が働きやすい環境を整備、改善していく社風のおかげで 今では自分に合った働き方ができていると感じています。
Kさん:
私も雰囲気はイメージしていた通りで安心しました。仕事においても、変に誇張したりせず誠実な対応が求められるので、健やかに働けるというか。自分に合っているなと思います。また、「ヒトコト」でも紹介されている通り、いろいろな福利厚生があるのですが、それが社員同士の会話に自然に出てくる=浸透している。それって結構スゴイことだし、組織としてとても健全な気がしました。
入社後は、まず研修を通して会社や事業について学んでいただく期間があります。研修で印象的だったことを教えてください。
Tさん:
ヒューマネージには3つの事業がありますが、自分が配属された部署・事業だけではなく、会社全体のことも含めて教えてもらえたのが印象的でした。現在もさまざまな業務に携わる中でその知識があってよかったな、と思うシーンも多いと感じています。あとは、研修の講師をさまざまな方がやってくださるので、社内の知り合いが自然と増えていくのも有難かったですね。
Kさん:
入社のタイミングが同じ人と研修を受けて、学校みたいな雰囲気で楽しかったです。サービスのレクチャーを受けて、みんなあんまり理解できていないかも…という感じだったとき、「ここ、みんなで聞きにいこうよ!」と意欲的な仲間がいたのも良かったし、そのあと別の時間を設けて教えてくれたことも印象に残っています。入社時の研修を終えた後も、年次の浅いメンバー向けに開催される定期的な勉強会や、毎週の情報共有など、一人前になるためのフォローが充実していると感じます。
THEME02
指導員は、“新人に最も近い接点”
研修と並行しながら、3ヶ月間指導員がつきます。指導員との関わりについて、振り返ってどうでしたか?
Tさん:
わたしの指導員をしてくれた人はわたしよりもいくつか年下なのですが、とてもしっかりしていて、周りからも信頼されているんだな、と常々感じていました。業務のやり方はもちろん、些細なことでも話しかけると、すぐに自分の手を止めて教えてくれたのを覚えています。業務以外にも、「週末はどこか行きましたか?」など他愛もない話を聞いてくれたり、他のメンバーと話せるような場をつくってくれたりなど、指導員がいてくれて本当によかったなと思っています。
Kさん:
本当に密接にずっと関わってくれました。時間がないなかでもこまかく週報にコメントをもらえて、ちゃんと見てもらえているんだなと感じましたし、業務の内容だけでなく、会社としての方向性やその仕事をやる意味も含めておろしてくれるので、自分のなかで理解したうえで取り組めるのは大きかったです。指導員はいつでも話しかけていい雰囲気をだしてくれていて、相談しづらいと思ったことはなかったですし、ほかの先輩たちもすごく話しかけてくれたので、安心して仕事ができました。
指導員とのコミュニケーションを通じて、仕事や環境にスムーズになじむことができるのですね。
Kさん:
関係あるようなないような話なのですが、入社してすぐ、「前の会社でよかったこと、ヒューマネージでも応用できそうなことがあれば言ってね」と言われたのはびっくりしました。もちろん提案のタイミングもあるし、全部が全部採用されるわけではないけれど、お客様と会社と働くみんなにとってプラスになることはどんどん取り入れようというスタンスなのは、ミーティングの場でも感じていて。安心して働けるのは、そういう雰囲気も影響しているのかな?と思います。
Tさん:
研修や指導員制度のおかげで、さまざまなことができるようになったと感じています。指導員がよく1on1の時間を設けて、最近考えていることやこれからやっていきたいこと、知りたいと思うことを訊いてくれたのが大きかったと感じています。また、指導員や周りのメンバーとはたまに一緒にランチに行ったりなど、直接的な業務以外の面でも、居心地よく働くことができています。
Kさん:
わたしもとても居心地よく過ごせていて、入社して良かったなと感じています。わたしの指導員はたくさん褒めてくれる人だったので、それがモチベーションになることはもちろん、こんな人になりたいな、と思っていまも業務に取り組んでいます。わたしも後輩ができたら、こんな風に接したいです。
最後にお二人が、今後ヒューマネージでチャレンジしたいこと、どんな風に働いていきたいかなど、展望をお聞かせください。
Tさん:
わたしは現在、新しいサービス開発のプロジェクトに参加しています。新しい業務なので、周りの人とさらにコミュニケーションをとりながら、「人がいきいきと働く社会を目指す」ヒューマネージだからできる仕事やサービスの在り方を実践していきたいです。
Kさん:
ヒューマネージには本当にいろいろな仕事があって、わたしはいま、お客さまの採用ツールのディレクションのほかに、サービスを社内に浸透させるための支援も担当しています。今後は、みんなの役に立てる仕事を自分で探す・つくれるように。必要とされるように、自ら動ける人になりたいです。

THEME03
新入社員も、指導員も、ともに成長する
指導員のお二人は、指導にあたり気をつけていたことはありますか?
指導員Mさん:
意識していたのは、「なぜこの業務ややり取りが必要なのか?」といった仕事の背景を説明することと、ひとつの局面について解決のパターンを複数考えるクセをつけること。指導員期間が終わった後も、自分なりのやり方で進められるように経験を積んでほしいと思っていました。
指導員Sさん:
仕事の意義を考えてもらうことはとても大切ですよね。ひとつの小さな業務をとっても、システムのユーザーである企業の採用ご担当者が、どのようなことがやりたいのか、なぜこの作業が必要なのか、ゴールがどこなのか、その途中のどこを担ってもらっているのか……。それらを、日々のコミュニケーションの中で明確に伝えることをわたしも大切にしています。
あとは、入社後すぐのタイミングで、「なぜヒューマネージに入社してくれたのか?」「ヒューマネージでどのような仕事や価値提供がしたいか?」をヒアリングするようにしています。それをもとに、3年後にありたい姿、そこからブレイクダウンした1年後の姿、半年後の姿を一緒にイメージしていく。それを、毎週提出してもらう週報に記載し、細かくフォローできるようにしていました。最初は業務を覚えることに手いっぱいで、ふとしたときに自分が何をしているのか、どうなりたいかを見失いがちですよね。併走することで、モチベーションを保ちながら成長してほしいと思っていました。
指導員Mさん:
とても共感します。一方で、キャリア入社で新しく入ってきた方は、別の会社の経験をもっている貴重な存在。その経験の中には、ヒューマネージとして真似できるヒントもあるはずで、この会社での正しさを押し切ってしまうのではなく、気になることは伝えてほしいと思いましたし、伝えやすい雰囲気をつくりたいと思って接していました。こちらがきちんと考えていることを伝えることで、向こうも気になることは伝えてくれる関係性でありたいと思っていました。また、ヒューマネージの仕事はチームプレーがほとんどなので、新しい人が入ってきたら自然とみんなで気に掛ける風土があります。わたしも指導員をお願いされたとき、自分ひとりで全部を教えようとは思ってはいませんでした。指導員は比較的年齢が近かったり、社歴が少し長くなってきた中堅社員が担当することが多いですが、ベテラン社員やほかのチームメンバーで支え合おうという雰囲気が浸透しています。わたしも、経験上自分が知っていることは伝えるけれど、わからないことがあったら別の人に聞いたりして一緒に解決する、というあくまで「同僚」の意識で接していました。
指導員をやってよかったことはありますか?
指導員Mさん:
カスタマーサクセス職として入社した人は、ほぼ全員、自社システムに携わる業務の量や求められる質に驚くので、「やっぱりびっくりするんだ、自分だけじゃないんだ」と安心しました。システムを使いこなせないと、お客さまの困りごとを解決できない。その実感は入社してからリアルになるので、その点は丁寧にサポートしたいなと思っています。また、自分では当たり前だと思っていたことを、あらためて言葉で説明すると、新たな気づきがありました。新入社員が理解しにくいことは、もしかしたらお客さまもわかりにくいかもしれないなど、視野を広げられたことで自分の成長につながったと感じます。
指導員Sさん:
新たな気づきをもらえるというのは本当にそうで、長く仕事をしていると忘れてしまいがちな視点に立ち返らせてもらったことがわたしも何度もあります。
あとは、指導してきた方が成長した、自立できた、と感じられることは、率直に自分の喜びでもありますね。指導員を担当するのはやっぱり大変だけれど、その成長を一番身近で感じられることは、大変なだけではなくてちょっと気分がいい。指導員テアテ*がもらえることで、会社からもこの頑張りを認められている、と実感できるのも大きいと思います。
指導員テアテ*:新人が本採用に切り替わるとき、指導員を務めた社員に支給される特別手当。詳しくはこちら
指導された側のメンバーへのインタビューでは「わたしも後輩ができたら、自分の指導員がしてくれたように接したい」というコメントが出てきました。
指導員Mさん:
そう言ってもらえたら、指導員として本当に嬉しいですよね。指導員期間は、わたし自身にとっても新たな気持ちで過ごす半年間だったので、一緒に成長できていることをとても嬉しく思います。
指導員Sさん:
わたしが所属するカスタマーサクセスの部署では、「チームで働く」という意識が特に強いので、メンバーがそんな風に思ってくれたら、これからもより良い組織になっていけるだろうなと感じます。
組織の一員として、チームや周りの人に貢献していく姿勢が当たり前に根づいているのがヒューマネージの良いところ。新しいメンバーにはそんな社風も感じてもらいつつ、今後指導員になるメンバーとともに成長してくれたらうれしいな、と、いま課長になった立場から思っています。
