スポーツを通じて地域の発展と振興を支援することは、社会貢献活動のひとつとして、さまざまな会社さんがとりくんでいます。最近では、スポーツのちからを活用してSDGsを達成する“スポーツSDGs”という言葉も登場しています。
ヒューマネージでは、これまで、日本赤十字社への継続的な寄付を通じ、国内外における災害時の医療救護や救援物資の配布などに微力ながら貢献してきました。今回、あらたな社会貢献活動として「沼津フェンシング協会」への支援をおこなうこととなりました。
昨年のパリ五輪にて、金・銀・銅と多くのメダルを獲得し、一躍注目をあつめたフェンシング。沼津市は、フェンシングのまちNUMAZUとして、地域振興や、地方で選手を育成し裾野を拡大する取り組みを続けています。沼津市のフェンシングの歴史は長く、1957年の国体のフェンシング会場が沼津西高校に決まったことをきっかけに、市内の複数の高校にフェンシング部がつくられ、古くから競技をおこなう土壌があるとのこと。
先日、社長の齋藤さん、沼津フェンシング協会の方々、そして、来賓として頼重(よりしげ)秀一沼津市長にも参加いただき、贈呈式がおこなわれました!会場は、F3 BASE(エフスリーベース)。沼津駅のすぐ目の前にあり、日本代表の合宿でも使われている施設です。



協会の方からは、日本選手が強くなるにつれ、世界各国でおこなわれる大会に出場することも多くなり、遠征費など選手の負担が大きくなることもあって、支援はとてもありがたい。トップフェンサーが企業の支援を得て世界で活躍している姿は、次代の子たちの目標となり、競技のさらなるパワーアップにつながる、というお話がありました。
また、カナダの選手が沼津にきたときは、試合だけでなく、日本の振袖を着て松林で写真撮影をして、すごく喜んでもらったというエピソードを伺って、フェンシングで世界へつながる街づくりを、ずっと地道に続けていらっしゃるのだなと感じました。
もうひとつ、うちの会社らしいなと思ったのは、沼津市は社長の齋藤さんの生まれ故郷でもあり、さらに1954年、他校にさきがけてフェンシング部を創設した沼津西高校の生徒は、なんと齋藤さんのお母さま(!)という点(お母さまは、フェンシング競技の発展のために長年尽力され、式典でも「静岡フェンシング界のレジェンド」と紹介されていました)。そんなご縁もあって、今回の支援につながったというところです。
フェンシングのイメージは、派手ではないけれど、パリ五輪で証明されたとおり実は強くて、凛とした恰好よさがある。きょうお目にかかった選手の方たちも、笑顔と佇まいがとっても素敵で、これから試合をみるときに、より気持ちをこめて応援したくなりました。
それでは、次回の #ヒューマネージの生活 もお楽しみに!