JR博多シティについて
代表取締役社長執行役員
前田 勇人
いま就職活動をされている皆さんが生まれたのは、2000年前後。1990年半ば以降に生まれた方々を指す「Z世代」はインターネットが普及し、スマートフォンの進化とともに成長したデジタルネイティブ世代と言われています。
おそらくほとんどの方はテレビや雑誌よりもスマートフォンが身近な情報収集の手段になっていると思います。
消費者行動の視点からみると、これからの時代は流行に先導された大量生産大量消費から、自らの趣味趣向に合った個性的な消費、サービスを志向する時代になってきています。
こうした消費行動を牽引していくのはZ世代といわれており、企業はZ世代がどういう「モノ、サービス」に関心を持っているのか注目しています。例えば、所有にこだわらずサブスクリプションを好む人やエシカル消費に感心がある人が増えているなどライフスタイルの個性化が進んでいます。新しいトレンドに敏感でかつ価値観が多様化している世代、まさしく就職活動をされている皆さんが消費行動の主役になる時代がやってきました。
時代は移り変わっても、就活の意義は社会人として何を実現したいのか改めて自己を見つめなおす絶好の機会であると思います。ネットで検索するだけではなく、実際に企業を訪問したり先輩の体験談を聞いてみたり足で稼ぐことにより、自分の納得のいく就活をしていただきたいと心から願っています。
当社の沿革(古くて新しい会社)と将来像
株式会社JR博多シティ(以下「当社」という)は、JR九州という鉄道会社のなかで、不動産事業を牽引する駅ビルホールディングスに属する中核会社です。1973年4月に博多ターミナルビル株式会社として設立され、2023年で50周年を迎えました。山陽新幹線の博多開業時に新幹線高架下を活用した現在のデイトス・エストが誕生。その後、2011年3月九州新幹線全線開業時に線路上空を活用した駅ビル「アミュプラザ博多」が開業しました。
当社は、新幹線開業を契機に博多の街づくりに参画し、地域と連携して街の賑わいや発展に少なからず貢献してきたという誇りがあります。
アミュプラザ博多ができるまでは、博多駅周辺エリアのポジショニングは商業施設の集積が弱く時間を費やす場所が少ないなど、他エリアと比べると魅力に乏しいエリアとみられていました。
当社は、人口増を背景とした福岡市の高いポテンシャルと暮らしやすいコンパクトシティという魅力に加えて、高速鉄道ネットワークによるビジネスや観光などの交流人口拡大により、九州を代表する商業施設として順調に売上を伸ばし成長してまいりました。
駅前広場や屋上、ホールなどを活かしたイベントや積極的に展開したテレビCMにより、話題提供と賑わいづくりに努めてきました。
ネット販売の拡大やコロナ禍の影響を受けて、働き方改革による在宅勤務者の増加やオンライン会議によるビジネス移動の減少など、ライフスタイルを巡る大きな変化が起きています。
このような状況を受けて、当社も従来と異なる新しいやり方に挑戦し始めています。お客さまを待ち受けるだけでなく、デジタルをツールとして活用しつつ、さらなるお客さまの利便性向上と来館頻度のアップに向けて、さまざまな施策を計画しているところです。
ぜひ、皆さんも参画して駅ビルの新しいかたちを一緒に創っていきませんか!
明日を切り拓くあなたのチャレンジ精神に期待
皆さんは、就活時に必ずと言っていいほど志望動機を聞かれると思いますが、好きなアパレルブランドや店舗があるということも十分な動機だといえます。またテナントの選定や誘致などに関わる営業の職種を経験したいことが動機になっている方もいらっしゃるかもしれません。
当社は、商業施設の運営に携わるプロフェッショナル人材を多数抱えています。それ以外にも駅前広場やホールのイベントを計画・実施する部署、テナントの社員研修を行う部署、販売促進や売上管理を行う部署、改装工事やテナントの入替に伴い工事業者と調整する設備管理の部署など、当社のような不動産デベロッパーは多種多様なプロフェッショナル人材によって運営されていることも是非ご理解いただきたいと思います。
事務・技術・資格の有無を問わず、全員がテナントスタッフとコミュニケーションをしっかりととりつつ、協力して博多シティを運営しています。
このように、社員一人ひとりの役割や専門能力は異なりますが、連携しながらチームプレーで日々の業務を行っているのです。
私は、九州出身者であろうとなかろうと、「住みたい、働きたい、訪れたい」と言われている九州の魅力をさらに磨き上げたいという大きな志を持つあなたを待っています。
仕事は決して楽ではありませんが、明るく元気で博多シティの明日を切り拓くあなたのチャレンジ精神に期待しています!
Company Info
会社名 | 株式会社JR博多シティ |
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所在地 | 福岡市博多区博多駅中央街7番21号 紙与博多中央ビル12階 |
設立 | 1973年4月2日 |
資本金 | 11億5千万円(JR九州駅ビルホールディングス(株)100%出資) |
従業員数 | 96名(2023年4月時点/他社からの出向者等を含む) |
事業内容 | JR博多シティを中心とした商業施設の開発・運営 |
テナント売上高 | 約1,111億円(2022年度) |
History
1973 / 04 / 02 | 会社設立 |
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1975 / 03 / 10 | 新幹線開業と同時に博多デイトス開業 |
2009 / 10 / 23 | 博多デイトス全面リニューアル開業 |
2010 / 04 / 01 | エキサイド博多運営受託 |
2011 / 03 / 03 | JR博多シティ開業 |
2013 / 04 / 01 | 社名変更 (旧社名:博多ターミナルビル株式会社) 博多駅コンコース運営受託 |
2014 / 03 / 01 | アミュエスト開業 |
2016 / 04 / 27 | JRJP博多ビル 商業ゾーン 「駅から三百歩横丁」他開業 |
2019 / 04 / 01 | 共同株式移転によりJR九州駅ビルホールディングス株式会社の子会社となる |
2021 / 03 / 03 | JR博多シティ開業10周年を迎える |
2022 / 11 / 01 | VIORO(福岡市中央区天神)のPM(プロパティマネジメント)業務開始 |
Facilities
2007年にJR九州旧本社ビルがあった場所に新しく生まれた複合ビル。B1階は駐輪場、1・2階は主に飲食店、3階は医療施設、それ以外は駐車場となっています。
博多の名産が集まった「みやげもん市場」、麺にこだわった「博多めん街道」、仕事帰りに立ち寄りたい「博多ほろよい通り」など、個性豊かな5つのゾーンで構成されています。
トレンドに敏感で上質な時間消費を楽しむ幅広いお客さまに向けて“いつ来ても楽しい、いつ来ても新しい発見がある”施設としてライフスタイルを提案します。
「四季」をテーマとする開放的な屋上庭園。花と緑と陶板の森に囲まれた「天空の広場」や子どもたちを乗せて走る「つばめ電車」など大人も子どもも楽しめるスポットです。他にも鉄道神社や、地上約60mから眺める景色も人気です。
全国各地の名店や、地元博多のなじみの店45店舗が集まる日本最大級のレストランゾーンが、あらゆる「食」のシーンにお応えします。「自然・眺望・ゆとり」のある空間で、博多ならではの食文化を楽しめます。
「東急ハンズ」や、次世代型シネコン「T・ジョイ博多」をはじめ、日本最大級のレストランゾーン「シティダイニングくうてん」など、高感度ファッション・サービスを発信する個性的な200以上の専門店が集まるショッピングセンター。男女を問わず、 あらゆる世代、あらゆるライフスタイルに新しい発見を提案します。
新幹線改札に近い場所に広がる「いっぴん通り」では、全国各地のこだわり&人気の“逸品”が勢揃いしています。また、JR九州の博多駅構内では伝統ある博多土産から今話題の最新スイーツ、旅のお供の駅弁など多種多様な商品を取り揃えています。
賑わい交流空間として地域や学校などの地域振興イベントや発表会、スポーツイベントや観光PRイベントなど多彩な時間を提供する場。毎日のようにイベントがあり、「いつ来ても楽しい空間」をつくっています。
2016年に新たに生まれたオフィスビル。B1階から2階に位置する商業ゾーンを、当社が管理・運営しています。大型の飲食店、空間にこだわったカフェ、誰もが認める地元有名店の集積「駅から三百歩横丁」など、博多エリアの新名所です。
普段は博多駅から徒歩3分のオフィスで仕事をしています。
Organization
*2022年10月現在
CS推進部 | <サービス課> お客さまサービス・テナント支援等 |
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営業部 |
<営業企画課> <営業課 物販グループ> <営業課 飲食食品グループ> <デジタルコミュニケーション課> |
にぎわい創造事業部 |
<にぎわい事業課> <みらい創造室> |
PM事業部 |
<VIORO運営室> |
環境推進部 |
<施設運営課> |
企画部 |
<企画課> <DX推進室> |
財務部 | <財務課> 財務・テナント売上管理等 |
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