ヒューマネージの生活

2022.03.11

ストレス状態が最も良好なのは「ハイブリッド出社」

―分析結果を発表しました。

ヒューマネージのタレントマネジメントソリューション事業は、入社後の人材の“定着”~その先の“活躍”の支援を通じて、企業の成長に貢献しています。主に、ストレスチェック(こころの健康診断ができるツール)とエンゲージメント・サーベイ(社員の“仕事へののめり込み”を測定するツール)を活用した課題解決策を提案します。

先日、55万人(!)のストレスチェック大規模分析の結果を発表しました。

>>結果のリリースは、こちらから

こうした分析においては、データの数が多ければ多いほど、正しい傾向を抽出することができます。55万人ものデータ(しかも複数年のもの)を分析できるのは、私たちのストレスチェックを多くの企業様が継続して使ってくださっているからこそ(本当にありがたいことです)。

今回の分析から読み取れたのは、「コロナ禍2年目の働く人々のストレス状態」です。

ストレス状態は、すべての年代で「悪化」傾向にある。

昨年は、実は20代の方々を除き「良化」傾向にありました。今年の結果はまったく違って、すべての年代で「悪化」している。ということは、それを前提としたメンタルヘルスケアが必要、と言えます。

 「100%在宅勤務」「在宅+出社のハイブリッド勤務」「100%出社勤務」を比べると、「ハイブリッド勤務」のストレス状態が最も良好。

ひとつめに挙げた通り、働く人々のストレス状態の悪化が懸念されるなか、出社と在宅勤務を組み合わせた「ハイブリッド勤務」という働き方は、(もちろん、業種や職種等により可能・不可能はありますが)働く人々の心身の健康を維持する施策として、ひとつの解といえそうです。昨今、大手外資系企業を中心に「ハイブリッド勤務」を採用する動きもみられます。

今回の調査結果の報告会として、人事担当者様対象のオンラインセミナーを開催したところ、500名を超えるお申込みをいただき「コロナ禍、社員の心身の健康をどう維持するか?」というテーマへの関心の高さを痛感しました。

分析結果に基づく提言を行いました(お客様による事例紹介や、産業医の先生の特別講演も)
分析結果に基づく提言を行いました(お客様による事例紹介や、産業医の先生の特別講演も)
自社スタジオで収録しています
自社スタジオで収録しています

今回の分析結果と提言が、企業の健康経営の参考となり、働く人々の心身の健康に貢献できたら、それは本当に意味のあること。データにもとづく根拠のある提言ができるのも、ヒューマネージの強みのひとつなんだな、と感じたリリース&報告会でした。

それでは、次回の #ヒューマネージの生活 もお楽しみに!