
エイベックスに入社した“今”の想い
2024年に新卒入社した4名。
エイベックス選考の振り返りや、今後の展望について語ってもらいました。

Tsuyuka Yoshikawa
エイベックス・アライアンス&パートナーズ株式会社
第3アライアンス営業グループ 第1アライアンス営業ユニット

Yumeng Huang
エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社
International Division International Label Unit

Leonoel Shigeno
エイベックス・ピクチャーズ株式会社
コンテンツビジネス本部 コンテンツセールスグループ セールスプロモーションユニット

Yuki Ochiai
エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社
ソーシャルコミュニケーショングループ デジタル戦略ユニット
エイベックス選考を振り返って
学生時代は何をしていた?

僕たちの世代は、大学時代をコロナ禍という前例のない世界で過ごしてきて、ガクチカが薄い世代っていうのはみんな共通していると思います。大学もリモートで、このままずっと家に閉じこもっている生活が続いたら、就活で何をアピールできるのかと考えた時に、「僕、何もないじゃん」と思って。そこでやったことのないことに挑戦しようと思い、音楽に興味があったことからギターを購入しました。せっかくだし、ただ歌うだけじゃなく、SNSで発信しようと色々投稿していくうちに10万人のフォロワーを獲得しました。
コロナ禍のおかげで音楽と出会い結びつきが強くなって、エンタメ業界を目指すようになりましたし、エイベックスの選考を受けるきっかけになりました。

私も大学時代のコロナ禍がきっかけで音楽に出会っていますが、落合くんとは逆で、就活は全く意識せずに出会っています。 上京したタイミングでコロナ禍になってしまったので、本当に友達もいなくて。コピーダンスのサークルに所属し、初めて人前に立った時に「一番楽しい!」と思いました。
あと可愛い女の子が好きで、地下アイドルを見に行ったりして、もう少し近くで会いたい…という不純な動機から、アイドルのオーディションもたくさん受けました。そして受かったところが可愛い子がたくさん所属しているグループで(笑)ピンク担当としてアイドル活動をしていました。

高校生の頃から文学が好きで、文学を学べる大学に入りました。講義では映画や映像を必修で学ぶことが多く、学んでいくうちに「めちゃくちゃ面白い」と思ったんです。そこで大学1〜2年生の頃にとある映画作品を観て、映画の仕事にさらに興味が出て、その作品のプロデューサーに「学ばせてください!」と直談判したんです。そこから大学4年生までずっと配給会社でインターンをやっていました。映画館でのアルバイトも3年程やっていて、とにかく自分は映画業界に行ってプロデューサーになりたいと思い、映画/配給をやっている会社を全部受けて、その中の一つがエイベックス・ピクチャーズでした。

私は中国で生まれ育ちましたが、小学生5年生の時に、日本で働いていた親戚が誕生日プレゼントに浜崎あゆみさんのCDをくれたんです。そこで始めてJ-POPに触れて、当時聞いていた中国の音楽と何もかもが違うので、とにかく新鮮で刺激的でした
高校生の進路を考えるタイミングで、J-POPがいつからどういう文化の元で作られているのかな?とずっと気になっていたので、日本に行くことを決めました。そして日本に来てからすぐに、エイベックス・アーティストアカデミーや、エイベックス・エンタテインメントビジネスマスターを受講しました。大学の講義と並行しながらは大変でしたが、音楽に関するものなら何でもやりたいと思っていましたし、エイベックスが好きだったので、積極的に挑戦しました。
学生時代に、英語、日本語、韓国語を取得し、現在では母国語の中国語と併せて4ヶ国語喋れるようになっています!

エイベックス選考を振り返って
エイベックスを選んだ理由は?

私はエイベックスに絞って就活をしました。
インターンシップに参加した時に、自分が思っていた以上にたくさんのことを経験させていただき、ここの会社で働きたいと思いました。
またこの業界を志望したきっかけもエイベックスの存在が大きく、日本に来るきっかけでもありました。もし他の会社を受けたとしても、エントリーシートには嘘を書かなきゃいけない。その嘘を作るよりも、エイベックス1本で!と思い、一途に選考に臨んでいました。

私は大学3年生の夏は、全部の業界のインターンシップを経験しようと思い、色んな業界のインターンを受けていました。その中で興味をもった、エンタメと広告を軸に就活を続けていました。
エイベックスに決めた理由は、音楽、アニメ、映画、広告など、自分が今まで就活で受けてきた企業が全部揃っているのがエイベックスだったからです。360°事業を展開しているこの会社であれば、今後も色んなジャンルに挑戦できると思い入社を決めました。

選んだ理由は2つあります。
1つ目はアニメです。先ほど話した通り、映画/配給会社を多く受けていたので、色んな会社から内定をいただいた時に、「あれ?どこの会社にしよう…?」と、基準が分からなくなってしまい、一旦その会社の作品を1個1個観ていくことにしました。その時に、アニメを初めてちゃんと観たんですけど、アニメ面白いなって思って。これまでずっと実写作品ばかり触れてきたんですが、アニメには実写にはない魅力が色々とあるなと思ったんですね。そこでエイベックスは実写もアニメもやっているということで決めました。
2つ目が、就活イベントに参加した際に社員の人柄に魅力を感じたからです。ある就活イベントで僕のグループがやらかしてしまって…その時に単なる学生である僕らに本気で叱ってくれたんです。本気で教育をしようと向き合ってくれているのを感じて、信頼できる会社と、社員だなと強く思いました。

インターンシップでの経験が大きいです。
社員同様に扱っていただいたことに感銘を受けました。学生として参加したインターンでしたが、気付いたら働いていない時間も「あ、そういえばこういうアイディアがある」「これ面白そう」などメモをとっていて。実際に上司やメンターの方に提案をすると、真剣に耳を傾けてくれて、社会人として働くということに対する実感を得られました。
また知らない世界をそのままにしてはいけない、ということにも気付かされました。BE:FIRSTのプロジェクトに参加させていただいて、当時の僕はダンスボーカルをこれまであまり聴いたことがなかったのですが、インターンが終わった頃にはBE:FIRSTのことがすごい好きになってました。こうやって知らない音楽の世界に気付かせてくれた会社で、知らない世界や興味を持たせられる世界観を、僕が見出して発信していきたいと思い、エイベックスに決めました。

内定後について
入社まで、どう過ごしてきた?

これから音楽の人間として携わっていくので、自分が知らない世界をもっと知りたいと思い、今までよりも圧倒的に多くの楽曲だったり、様々なジャンルの音楽を聴くようになりました。 これまで全く聴いてこなかったHIPHOPであったり、K-POP、洋楽など…色んなジャンルを聴いてみてやっぱり、面白い楽曲ってたくさんあると改めて気付きました。これが入社後何かしらアイディアとして生かせる部分が絶対あるだろうと思って、やってきたことです。

選考のタイミングでアイドル活動を卒業し、自分が所属していたアイドルグループを裏から支える活動をしていました。
個人のSNSを更新したり、撮影会やライヴの集客をしていました。平日に100人を超えるキャパのイベントを開く時は、お客さんが集まらないので、とにかく集客!と手売りでチケットを渡したりしていました。こういった地道な活動は今しか出来ないと思い、裏方業務を全部やっていました。

内定後は趣味ばかりでした。
僕のバイト先が映画館だったので、沢山映画を観まくっていました。エイベックスに入社することをきっかけにアニメも好きになっていて、アニメをあらゆる所で観ていました。あとはアニメ業界を本から学ぼうと思い、たくさん本を読みました。
そして音楽はレコードがめちゃくちゃ好きで。たくさんレコードを買い漁っていました!

内定を貰ったら、髪を金髪にして親に報告をしようと決めていたので、金髪にしました。そして中国に帰り、空港に迎えに来てもらったのですが全く気づいてもらえず「誰?」って言われました(笑)
また仕事が始まったら長期間の休みは取りにくいので、今のうちにたくさん旅行に行けたらと思い、親と一緒に1ヶ月半程、旅行に行っていました。
他の3人も、黄さんと同じように国内外を旅して回り、「今」しか出来ない最後の学生生活を楽しんでいたようです!

今後について
エイベックスで実現したいこと

選考時や入社前から話していますが、ライバル会社を追い抜くために自分が中心となって、次世代のエイベックスの顔を作りたいという夢があります。
その作り方は色々あるとは思いますが、僕はSNS周りに強みがあります。これから次のプラットフォームが現れたとしても、SNSは絶対に大事な分野だと思うので、自分の先を見据える力を信じて、今は日の目を浴びていないアーティストを僕の力でヒットさせて、バズらせたい。最終的にアーティストを大きくするには、落合がいれば出来る!という未来を描くために、僕は頑張ります。

今の目標は一番に相談していただけるような頼れる担当になることです。 私はアライアンスで営業とレーベルや事務所を繋ぐ役割を担当しています。双方のパイプ役として真っ先に相談してもらえるような担当になりたいです。
長期的な目線では、いつかライヴ事業に携われたらと思っています。アイドル活動でステージに立った経験から、デビューした時の緊張であったり、ステージから見える景色を知っているからこそ、アーテイストの気持ちを汲み取りながら何かしら貢献できると思っているので、ライヴ事業に携わりたいなって思います。

今担当しているアーティストもそうですし、今後グローバルで活躍できるようなアーティストやIPを自分の力で作って、それをエイベックスのグローバル化に繋げていきたいです。
選考の面接時に、「エイベックスに残念なところがあれば教えてください」という質問がとても印象的で、もしかしたらこの会社に入社しないかもしれない一学生の意見をきちんと聞いてくれる会社なんだなと思いました。その時に言ったエイベックスの残念な部分は、自分が言い出したからこそ、解決するのも自分でなければいけないと思っています。

カウンターカルチャーとしてのアニメを世界的に広めていきたいです!
現在、日本以外の多くの国の映像作品において、ポリコレ(ポリティカル・コレクトネスの略)が様々な形で表れています。直近のディズニー作品等はそれが顕著なイメージで、世界基準の「新常識」が台頭してきているのだなと思います。それも素晴らしいことではありますが、僕は全ての作品がポリコレを遵守してしまえば、その国や文化の持つ「個性」も「新常識」に飲み込まれてしまうのではないかと考えています。そのためにも、世界観やストーリーが極めて日本的で、何より「自由」なアニメを通して、ポリコレのカウンターカルチャー的に、お互いが高めあっていけるような作品たちを企画できるプロデューサーになりたいと思います。

先輩社員からのアドバイス
エイベックスを目指す学生の皆さんへ

実は私は、エイベックスから内定をいただく自信があったんです(笑) 就活って会社から選んでいただくというのはもちろんそうですが、自分が選ぶというのもありますよね。だから、「自分が選んだ会社」ということに自信を持って欲しいと思っています!

大多数の学生が就活に対してマイナスイメージを持っている中で、僕はゲーム感覚で攻略していく気持ちで臨んでいました。どんなゲームにも攻略の糸口や解決策はあるので、それを就活に当てはめて、「この会社は何を求めていて、どういう人材が欲しいのか?」というのをガチで洗い出していました。 最初は照れ臭さがあり、SNS投稿のエピソードを自分の強みに出来ることは分かっていつつ、伏せていたんです。なのでアルバイトをたくさんやっていたことを強みにしていたんですが、この会社は普通の人を採らないと分かっていたので、恥ずかしかったですが、ちゃんと心の内まで自分を曝け出しました。
強みっていうのは、個人個人それぞれ違いますし、誰にでも人と変わった部分、個性や強みは絶対にあると思うから、そこをちゃんと見つけ出してアピールして欲しいと思います。

私の場合はインターンシップをたくさん受けて良かったです。 業界を絞らず受けたことで、今まで自分がやってきたことに一番近いのがエンタメと気付けましたし、たくさん受けてきたからこそ、自分は何が好きで、何が向いているのか、本当に行きたいところはどこなのかを見極めることができました。

僕も吉川さんと同じで、たくさんの会社を受けた方が良いと思います。 僕が映画しか受けなかったのもあって、就活において経験不足だなと感じる場面がありました。面接って思った以上にテクニックですから、そのテクニックを習得するには場数を踏むしかないと思います。
業界とか関係なく、自分が一番行きたいとこに行くための近道だと思って、頑張ってエントリーシートを提出しまくって、受けた方がいいと思っています。

エイベックスに入社した経緯や、今後思い描く道も異なる4名。
皆さんもエイベックスと自分だけのストーリーを描いてください。
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